暑中お見舞い申し上げます
大水害にゲリラ豪雨、猛暑に次々と発生する台風と、今年も異常気象に振り回されそうですが、常に情報の掌握と災害時の備えを心掛けていたいものです。
さて、厚生労働省の調べで、2016年の日本人の平均寿命は、女性87.14歳、男性80.98歳で、いずれも過去最高を更新したそうです。
厳密には、死亡率が変わらないとしたら、今の0歳児が何年生きられるかというのが「平均寿命=平均余命」です。
違う角度で言えば、今の0歳児が「後期高齢者(嫌いな言い方ですが)」となる75歳まで生きる確率は、女性87.8%、男性75.1%となるようです。
医学の進歩と平和の維持により、日本人の平均寿命は時々足踏みすることはあっても、ずっと延び続けています。
香港には僅かに及ばないものの、男女とも世界第2位で、世界に冠たる長寿国であることは確かです。
1947年の女性の平均寿命は53.96歳、男性の平均寿命は50.06歳ですから、つい70年前まで日本人は概ね「人生50年」だったのです。
現状と比較すれば、女性は33.18年、男性は30.92年も長生きになったのです。
確かに私が子供の頃には、60歳の方はとてもお爺さん・お婆さんに感じていましたが、今や自分がその領域に入り、遥かに若いということに気づきます。
平均寿命との相関で考えると、今の時代に後期高齢者と呼ばれる75歳でも、お年寄り扱いは失礼なのかもしれません。
医療技術の進歩によって、ガンや心臓病・脳卒中といった病気で死ぬことがなくなれば、平均寿命は女性92.88歳、男性87.93歳になるとも言われます。
平和の維持や災害対策、自殺者の減少等で、まだまだ伸びていくのかも知れません。
だからこそ、「年間40兆円を超える国民医療費」や「社会保障制度」が、逆に大きな課題としてのしかかってきます。
いかに健康寿命と実際の寿命の差を小さくするか、いかにQOL(クオリティ オブ ライフ)向上を図るかが課題です。
働き方改革、社会保障制度の見直し等、課題山積の中、経営も永遠のテーマである「矛盾との闘い」に勝利して、飛躍的な生産性アップに取り組まなければなりません。
つい先日も、国立競技場建設現場で働く若者が、月に200時間もの残業で過労死自殺するという痛ましい事件がありました。
残業100時間が過労死ラインと言われる中で、2倍の時間外労働をさせて、80時間以内であったする過少申告でごまかすなど、言語道断です。
必ず出てくる言い訳は、「人手不足」「コストアップ」「工期遅れ」「納期遅れ」「クライアントからのプレッシャー」などでありましょう。
巷の企業では、有効求人倍率や失業率の改善によって、人材の流動化も進んでいます。
つまり、以前よりは会社を辞める時の躊躇が少ない時代であると言えます。
同じ会社の中で、「残業ゼロの部門」「残業100時間オーバーの部門」があるとすれば、どちらからも退職者(予備軍含む)が増えてきます。
「残業ゼロ」では、「残業なしでは生活費が足りないから辞めたい」という社員が出てきて、「残業100時間オーバー」では、「身も心も限界」という社員が出てくるものです。
言い訳ではなく、それぞれの課題に対する「具体策」と「実行力」が必要で、「ピンチ」を「チャンス」に変えるアイデアが必要なのです。
会社がいかに社員のQOL向上に対して真剣に取り組むか、社員はいかにMISSIONを果たすための努力と、会社に対する建設的意見や改善提案を出していくか、労使共に革新的生産性向上を進める時です。
これまでの通例、永年根付いてきたやり方、人事や労務・労働環境などに対する考え方、今一度理念と方針と実態のギャップ分析を行っていただきたいものです。
「ピンチ」を「チャンス」に変えるアイデアは、会議室に籠ってばかりでは出ないでしょうから、先ずは「三現主義」で「現場」で「現物」に触れ「現実」を知ること。
逆に、時には会社を離れ、「気楽な場所」で「肩書」を外して、同じ会社で働く仲間としての「気軽なオフサイトミーティング」も有効でしょう。
アイデアは重苦しい雰囲気の中では生まれませんから、「働く」とは「ハタを楽にすること」を前提にして、明るい雰囲気の中で前向きな意見を出し合いましょう。
人生、死ぬまで「自分磨きの旅」。
他責の立場に立っていては、批判ばかりになってしまいます。
すでにお知らせしていますが、【営業マインド強化合宿】の今後の予定は、現在私が指導しているいくつかの社会貢献事業が、今年年末から繁忙を極める見通しのため、
≪9月コース 9月14日(木)~16日(土)≫
≪11月コース 11月17日(金)~19日(日)≫
をもって、来年の開催はしばらく休眠させて頂きたいと考えております。
知識や事務的なスキルは「教えて育てる」≪教育≫でいいでしょうが、『価値観』は「共に育つというスタンス」の≪共育≫で共感・共鳴を得ていくことが重要です。
社員が経営理念の下に一丸となって、お客様にしっかりと目も心も向けた活動こそが企業の生命線となります。
是非とも【営業マインド強化合宿】にご派遣賜り、社員のビジネスマインド・人生マインドの強化を推進していただきますようにお願い申し上げます。
Adultingな価値観に共感・共鳴・納得して、実践力を磨いていく内容にこだわり続けて、これまで多くの企業人の皆様に賛同されてきました。
「営業」という冠が付いていますが、過去の参加者の3割以上が製造や品質管理、総務や経理担当など営業部門以外の方です。
全社一丸となって、顧客に賞賛される企業風土を創っていくためにも、是非とも多くの社員の皆さんにグッド・プラクティスを体験させてあげてください。
つきましては下記ホームページのお申込みフォームからお送りいただくか、申込用紙にご記入の上、メール添付かFAX03-5820-2076までお送りいただければ幸いです。
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2017.7.31.
株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一 拝
経営戦略策定・マーケティング戦略強化の実務指導、幹部研修・営業研修・ビジネススキル研修・新人研修など、貴社の競争力強化のご指導をいたします。
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