ビジネススキル研究所公式ブログ

株式会社ビジネススキル研究所公式ブログ。鶴田 慎一 主宰。営業研修/ビジネス講演/社員教育/社員研修/方針発表会/各種講演に関する最新情報など。営業マインド強化合宿の情報も。公式Facebook

超高齢社会

【 『考察 : 今年の事件』 】

時の経つのは早いもので、今年も後1ヶ月足らずとなりました。
前回は「居酒屋の無断キャンセル問題」について書きましたが、今年も厭世観さえ漂うような出来事が頻発しました。
覚醒剤に違法薬物、煽り運転や少女誘拐など、憤懣やるかたない事件ばかりです。
今月1日に「ながら運転」の厳罰化が法改正により施行されましたが、政策が追いつかないようなことだらけです。

あまりにいろいろなことがあって、上半期の出来事は記憶も薄れてしまいそうですが、数例をレビューしてみたいと思います。
1月には父親から虐待を受けていた小4女児が、首を鷲掴みにされる、冷水のシャワーを浴びせられるなどの暴行を受け死亡。
その後、父親と母親が逮捕されて多くの虐待が判明しましたが、少女は小学校で行われたアンケートに「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたり、たたかれたりしています。先生、どうにかできませんか。」と自由記入欄に回答していました。
柏児童相談所は2017年頃に女児を一時保護していたにもかかわらず、こともあろうに野田市教育委員会はこのアンケートのコピーを父親に渡していたといいます。父親に激しく要求されたという理由ですから、教育委員会は無能としか言い様がありません。
しかも柏児童相談所は、虐待のリスクが高いのにもかかわらず、女児を施設から自宅へ戻すことを決定していたと言いますから、呆れ果ててしまいました。

4月19日に東池袋で発生した自動車暴走死傷事故は、元通商産業省の男(当時87歳)が赤信号を無視して交差点内の横断歩道に突っ込むなどして2人(母子)が死亡し、運転していた本人を含む10人が負傷しました。
ブレーキをかけた形跡もないのに、「アクセルが戻らなくなり、人をひいた」と言い訳して、あくまで車のせいにしようとしました。
後から「予約していたフレンチの時間に遅れそうだった」と、猛スピードで何度も車線変更をしていたこともわかりました。
そしてつい先日、加害者が報道インタビューに応じ、「体力に自信はあったが、おごりもあった。安全な車を開発するようにお願いしたい。」などと車の性能の改善が必要だと主張したことには、「この期に及んで、未だに反省の足りない他責人間だ。」と憤りを禁じ得ませんでした。
ここで生まれた「上級国民」という単語が、今年のユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされたのは、何とも言えない気分にさせられるものでした。

事件から半年間で運転免許証を自主返納した人は約3万7千人にのぼり、前年の同期間の約8割増となっているものの、返納後に無免許運転を繰り返す人もいるそうですから本末転倒です。

免許人口10万人当たりの死亡事故件数は80歳以上と、16~19歳の年代が突出して多いのですから、事故件数よりも事故率に注目すべきです。
若者の場合は無謀運転による事故や、運転技術の未熟さによる事故が多いのですが、高齢運転者ほどブレーキとアクセルによる踏み間違い事故、高速道路での逆走など、操作能力や認知機能の低下による死亡事故を起こしやすい傾向が強いのです。
65歳以上人口は,昭和25年(4.9%)以降一貫して上昇が続いていて,平成29年には27.7%と過去最高となりました。
75歳以上人口も昭和25年(1.3%)以降上昇を続け,平成29年は13.8%で過去最高となり,65歳以上人口の割合(27.7%)のほぼ2分の1がいわゆる後期高齢者となっています。
WHOの基準では、65歳以上人口の割合(高齢化率)が7%以上で「高齢化社会」、14%以上で「高齢社会」、21%以上で「超高齢社会」ですから、現状の30%ほどの高齢化率がいかに高い数値かは言わずもがなですし、人口ピラミッドと統計データから考えれば、今後も高齢化率は40%に向けて上昇を続けていくのは確実です。
早急に運転免許制度や社会システムを再構築しなければ、毎日毎日悲惨な事故の報道を聞かされることになるでしょうし、加害者になる可能性も被害者になる可能性も高まり続けることになります。
長寿化が進むことはめでたいことですが、「好事魔多し」という言葉も踏まえておかなければならないでしょう。

5月28日に神奈川県川崎市多摩区登戸で発生した通り魔殺傷事件は、私立カリタス小学校のスクールバスを待っていた小学生の児童や保護者らが近づいてきた男性に相次いで刺され、2人が死亡し18人が負傷したという悲惨な事件。
3日後の6月1日には、東京都練馬区で農林水産省の事務次官も務めた元官僚の男性が長男を刺殺する事件が発生しました。
被害者である長男は引きこもりの中年男性であり、事件直前に近隣の小学校で行われていた運動会の騒音に対し「うるさい。子供をぶっ殺すぞ。」と怒ったことが前述の事件を想起させました。
殺人の動機について元官僚の男性は「川崎の事件を見ていて自分の息子も周りに危害を加えるかもしれないと不安に思った」という趣旨の供述をしたそうです。
現状で100万人を超えるひきこもりの人がいますが、全てを犯罪者予備軍と見てはいけないのは当然です。
ひきこもりになった切っ掛けは「退職」「人間関係」「病気」「職場になじめなかった」「就職の失敗」と続きますが、国の政策が急務です。

6月にはお笑い芸人による闇営業に関する一連の問題が発覚。
多数のお笑い芸人が反社会的勢力の会合に参加し、金銭を受領していました。
本人も会社もドタバタ劇を演じて、組織としてのコンプライアンスや雇用そのものに対する不信感が露呈しました。
私も日刊ゲンダイの取材を受けて紙面にコメント(7/21新着)しましたが、吉本興業のマネジメント体制には内外から大きな批判を受けることとなりました。
会社は「ステージ」という環境を整備・提供して、社員は「アーティスト」として最高のパフォーマンスを発揮するというのは、業界違えど組織というものの鉄則でしょう。

7月18日にはアニメ制作会社「京都アニメーション」の第1スタジオに男が侵入し、ガソリンを撒いて発生した放火殺人事件。
過去類例を見ないような多くの犠牲者が出ましたが、犯人の男は幾度も窃盗や強盗などの罪を犯して実刑にもなっているし、騒音などの問題も度々起こしていました。
「死刑になりたかったから、誰でもいいから殺したかった。」などという犯罪者が、続出している昨今、「死にたきゃ一人で自殺しろ。」という声が上がることも無理からぬことと感じます。

まだまだキリがないほどの事件がありましたが、これ以上書くとペシミストのホルモンに脳が侵されそうです。

今年は、4月30日までが平成31年、5月1日からは令和元年、皇紀2679年ですから、西暦より660年長いという歴史があります。
「悪貨は良貨を駆逐する」という「グレシャムの法則」がありますが、悪がはびこると善が滅びるという例えにも使われます。
この逆で、良貨<善良な価値観の人間>が悪貨<邪悪な価値観の人間>を駆逐してきた日本の倫理観があってこそ、日本の歴史と伝統が培われたはずです。
日本は世界一長い歴史を持つ国家です。
この歴史の中で培われてきた日本人の価値観・倫理観を取り戻したいものです。


令和初の吉田松陰、拙著『師・寅次郎と主君・慶親』~幕末を疾走した男と維新を果たした名君~(日本橋出版 星雲社発売)、【あらすじ】もアップしていますので、是非バックナンバーをご参照の上お読みいただければ幸いです。
また、Facebookの書籍画像の「シェア」も是非とも宜しくお願いします。

#吉田寅次郎 #吉田松陰 #毛利慶親 #毛利敬親 #長州藩
2019.12.3.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝

【講演テーマ (例)】
『幕末・明治武士道列伝に学ぶ現代人のビジネス』
『武士道精神・士魂商才:ビジネスの王道』
『幕末三舟と西郷隆盛に学ぶ人間学』
『吉田松陰・毛利敬親 ~志とは何か~ 』
など、歴史に学ぶビジネスの要諦など、講演受付中です!
「立志」「仕事への使命感」「社会正義」など、ビジネスパーソンとしての根幹を強くするものです。


経営戦略策定・マーケティング戦略強化の実務指導、幹部研修・営業研修・ビジネススキル研修・新人研修など、貴社の競争力強化のご指導をいたします。
戦略製品開発・新商品開発・新規顧客開拓・新商流開発の支援なども、お気軽にお問い合わせください。

フェイスブックの「友達リクエスト」も、「いいね!」「シェア」もお願いいたします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
株式会社 ビジネススキル研究所ホームページ
[URL] 
http://www.biz-skill.jp
営業マインド強化合宿ホームページ
[URL] http://営業マインド.jp
 [鶴田 慎一 Facebook] 
https://www.facebook.com/tsuruta.shinichi
[営業マインド強化合宿公式 Facebook] https://www.facebook.com/bizskilljp

【超高齢社会の時代の1ページ?!】

先週は連日移動とセミナーの繰り返しでした。
大阪でのセミナー会場は、この画像の建物の中。
何だか流石大阪という感じの建物で、ビルのドテッ腹を都市高速が貫通しています。
なかなか他では見れない光景です。
DSC_0419









このところは毎日違うホテルに泊まっている状況ですが、あるホテルのエレベーターで何度も遭遇した出来事。
その日は私がエレベーターを降りようとする度に、何故か何回も乗り込んでくるオバサンたちに押し戻されるのです。
どこからいらした方なのかは知りませんが、日本古来の「恥の文化」はないようです。
降りていく人が先で、乗り込む人が後というのは、エレベーターの常識のはずですが、全く意に介すこともなくどんどん乗り込んできます。
中には降りようとする私を、「邪魔だ!」と言わんばかりの目でにらむ人も。



その日は、セミナー後の移動の新幹線に予定より一本早く乗れて、座席変更のために車掌室の手前で、車掌さんの手が空くのを待っていました。
喫煙ブースに目をやると、ブースの定員は4人で、すでに一杯になっていて、尚且つ外で2人が空き待ちの状態でした。
ブースの中の人たちはチラ見していましたから、待っている人がいることは全員が認識していました。

次の瞬間のブース内の二人の行動に驚きました。
一本吸い終えて、悠然と二本目に着火したのです。
しばらく吸えなかったから、ついチェーンスモークしてしまうという心情は解りますが、もしも待っていたのが自分だったら、どんな気分でしょうね?
そんな他人のことを考えない人ほど、自分が待たされると「おい!早く代われよ!」なんて怒って、トラブル発生ってなことになるのでは?!


だんだん他人の気持ちを感じない人、立場を考えない人が増えています。
私は、「二本目のタバコに火を点けた二人が、まさか営業担当じゃないだろうなー。」と思いながら見ていました。
営業の人が、お客様の立場や気持ちを考えないのでは売れようがないですね。
日常的に他人の立場や気持ちに不感症の人では、お客様の心の琴線に触れることはできないでしょう。


『気づく人は傷つきやすく、気づかない人は傷つけやすい』
ということでしょう。



まあしかし、世の中には色々な人がいるもので、あるお店の中の混み合ったエスカレーターの前で、70代と思しきおじいさんが人をかき分けながら中年の男性に近づいていきました。
人並みに引き離されたので、連れの中年男性のところに行こうとしているように見えました。
こんなに混んでいるのに、ずいぶん自分勝手で迷惑な年寄りだなーと思っていました。
ところが次の瞬間、おじいさんが中年の男性に強烈なボディアッパーを浴びせ、立て続けにジョーに右フックが入り、鈍い音がしました。
 
「テメー、この野郎!さっき足引っかけただろうが!待て!コラ!」
「誰か助けて下さいー。」
逃げながらもまだ殴られ続けて、助けを呼ぶ中年男性の声が聞こえましたが、私は、すでにギュウギュウ詰めの人波に押されてエスカレーターの中ほどに上がっていましたから、そこからは見ていませんが。
どう考えてもあんなに混み合っていれば、ぶつかったり足が引っ掛かったりというのは茶飯事のはずですが、理解できませんね。

しかし、あのおじいさんの腰の入ったパンチは強烈で、「元ヤクザ」か「元ボクサー」か?!というほどのものでした。
お元気なのはいいことだけど、そんな闘争心の塊では困りますし、それがアダになって晩節を汚すことにもなるでしょう。
これも超高齢社会の時代の1ページなのでしょうか?!



数年前にも、70代後半のお年寄りが70代前半のお年寄りを、「この若造が生意気な!」と言って撲殺してしまったという事件もありました。
厳密には<相対的若造>ですが。
つい最近も、次々と高齢の夫を殺したという67歳の悪魔のような女が捕まりましたが、手に入れた保険金は10億だとか。
社会の荒みを何とかしないと、この国は暮らしにくい国になってしまいますし、観光客の受け入れも日本ファンを増やすことにはつながらないと思います。

やはり、幼児教育から社会人の教育まで、価値観教育に力を入れていかなければ、荒んだ心の日本人が増えてしまって、毎日のように悲しい報道を見続けることになります。
歴史的に多くの外国の知識人が、日本人のことを世界一気高い民族だという賞賛をしていました。
今、あなたの周りで出来得る「価値観磨き」に取り組んでいただき、世界に誇れる日本を創り上げていきましょう。

2014.11.24.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
営業マインド強化合宿をはじめ、経営戦略策定・マーケティング戦略強化の実務指導、幹部研修・営業研修・新人研修・ビジネススキル研修など、貴社の競争力強化のご指導をいたします。
新商品開発の支援なども、お気軽にお問い合わせください。

フェイスブックの「営業マインド強化合宿公式ページ」をご覧いただき、是非「いいね!」をお願いいたします!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
営業マインド強化合宿ホームページ [URL] http://営業マインド.jp
株式会社 ビジネススキル研究所 ホームページ [URL] 
http://www.biz-skill.jp

タグクラウド
QRコード
QRコード
記事検索
  • ライブドアブログ