コロナ自粛で酒を飲みに行くなどの外出はせず、近場の散歩か時折足を延ばして安田庭園や清澄庭園を散歩したりという新しい日常(?!)です。
近場はさすがに飽きてしまうので、今後はたまには車で出掛けて、もう少し離れた庭園散歩をしようかと考えています。(画像は清澄庭園)
さて、今年もバースデーを迎えて、とうとう63回目の年輪を刻みました。
大変多くの方々からお祝いメッセージをいただきまして、感謝感謝です。
5/27の書き込み以来、「コロナ大変だ―」とか「面白い話」とか書く気にもならず、ここ30数年の自分の原稿を読み返したりしていました。
大変だけど、まだまだ数年単位で試練が続きそうです。
メールや電話で「ずっと何も書いてないけど、生きてんのー?」などと、ご心配いただいた方々にはお詫びと感謝を申し上げます。
この世に生を受けた記念日に思うことを、私が書いた『「幕末明治・武士道列伝」 ~日本人の美学~』の原稿から山岡鉄舟の言葉を借りて言うならば、
「日本人の武士道とは、万人が実践すべき『倫理道徳観』にある。」
「その道の根源を知りたければ、無我の境地になって真理を理解し、悟りを開かなければならない。
そうすれば迷いは消えて、世の中の真理に辿り着き、無我の無我を悟るであろう。
この覚悟が出来たならば、父母の恩・衆生(社会)の恩・国王(国家)の恩・三宝(仏・法・僧)の恩という四恩が分かり、これこそが武士道の発現地なのである。
ここに至れば、誰もが人に強いられることなく儒教の仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八徳を守って生きるものである。これで日本国の秩序は優れ華やかとなり、美徳を重ねて国家の福祉は増進するのである。」
「四恩の父母の恩について語るならば、天地自然のものにも本来の秩序があり、聖人君子は本(もと)を修めて道をなすのである。仁の根本は父母や兄姉によく仕え、無我の真理を信じて、謙虚な心を持つことである。
『俺』の体や体重や腕力を、人に負けないなどとよく言うが、その『俺』はどこから来てどんな原因で養成されたのか、その大本に立ち返って考えてみるがいい。
誰の身体もみな父母の遺体であり、『我』ではなく父母の骨肉の分子である。
この道理を追究していけば、自分の身体は全部が『我』のものではないことが明瞭ではないか。」
「生まれる前の胎児の間は、母体を害して十ヶ月母の呼吸に頼り、血乳を糧にして発育し、月が満ちて分娩すると医師・産婆・保母などの恩を受け、目が見えるようになり物を食べるようになるまで、父母や家族に受けた恩愛は言い尽くせない。
こうやって発育したのは父母の結合物であり、それが自分の身体である。
もし父母の恩愛と慈悲がなければ、自分は存在しない。これこそが無我の真理だ。」
「また他の例を挙げると、自分の身体が会社だとすれば、その組織には人や金が集まり巨万の財を成すが、ひとたび解散となると金は分散して人は去り、これまで立派な会社であったとしても、何もなくなってしまう。
我々の身体も同じく、父母の恩愛の結合物と考えれば、体も皮も肉も関節も髪も、深く追究すれば父母の遺物であり、無我を悟るならば実に大きな父母の恩を感じるであろう。これを悟れば、自分の心身は常に父母の心身であり、決してこのことを疎かにしてはならない。
これが武士道の発現であり、天地道徳の根源、人としての大事な道である。」
2020.11.10.
株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一 拝
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