暑中お見舞い申し上げます。
いよいよ一年で最も暑い時季になりますが、対策に怠りなく、元気にご活躍ください。
一昨日、以前私が経営学の担当をしていた学校で、就職活動に入る前の特別授業を行いました。
社会人デビューを控えて、講義を聴いていた生徒たちのキラキラした眼差しがとても好印象でした。
考えてみると、誰しも経験したことですが、希望と不安が錯綜していながらも、「よし、頑張るぞ!」という人生の節目の時という感じです。
私自身も毎年、初心に返ることができる貴重な機会となっています。
前回、出張先のホテルのルームキーのナンバーのことを書きましたが、先日の新聞に「あっ!!間違えた 東京メトロ、看板修正」という記事がありました。
東京メトロ千代田線の「北千住駅」のホームの駅名表示板が「北干住」、つまり「千」が「干」となっていたそうです。
しかも発注ミスで、27枚の表示板が誤っていたとのことです。
単にヒューマンエラーというより、組織として恥ずべきお粗末なチェック体制です。
担当者のコメントは、「一見すると気付きにくいが、ほかの看板と見比べれば明確な誤りとわかる。お恥ずかしい限り」でした。
しかも、設置から半月以上が経って、乗務員の指摘や乗客からの問い合わせ、ネット上の話題となって発覚したようですが、何だか緊張感のないお話。
大事な発注作業でのダブルチェック体制など、他山の石としたいところです。
仕事柄、私は表に出ないミスを数々見てきましたが、「10ケース」の発注を「10コンテナ」に間違えたり、5万円の支払いを気前よく50万円振込んだりと、ヒューマンエラーは枚挙に暇がありません。
今回はあくまで発注者側の発注ミスですから、看板業者さんはお咎めなしで、再発注ということになるのでしょうが、顧客からの発注ミスに気付かなかったという仕事ぶりにも危うさを感じます。
ただただ言われた通りに、製作を行うのは「単純作業」です。
脳ミソを駆使して、「校正能力」「校閲能力」「デザイン・センス」など、顧客が一目置くほどのレベルを追求してこそ「プロの仕事」です。
その上で、顧客の「発注目的」をしっかりと咀嚼して、「より良い提案」ができてこそ「非価格競争力」となります。
永年の「コモディティー化社会」、多くの企業が「価格競争」ばかりに目も心も奪われている傾向が強いものです。
年々、ライバルとの厳しい価格競争と、顧客の理不尽なまでのコストダウン要求にさらされて、改善努力を重ねていても、ジワジワと減益が進んでしまっている企業も多いのが現実です。
怖いのは、幹部から一般社員に至るまでが、この実態に為す術なく思考停止に陥ることです。
ここで改めて、顧客への「価値提案」というファクターを磨くことにターゲティングしたいものです。
「新しいメシのタネ」とは、何も「全く新しい事業」や「全く新しい製品」を創ることのみならず、これまでやってきたビジネススタイルからの「ブレイクスルー」が肝要です。
換言すれば、「更なるお役立ち要素」のブラッシュアップと言ってもいいでしょう。
先日、幹部研修の打ち合わせに伺った会社で、会長さん曰く、
「我々が幹部や社員に、口酸っぱく言っていることと、先生に来てもらって言ってもらっていることとは、そんなに違いはないんですよね。」
「きっと、いつもいつも口うるさく言われて、聞こえたけど<スルー>になってるんでしょうねー。」
「不思議と、同じようなことを先生から言われると、良く聴くんだなー。私が言っている時に聞いてくれてりゃ、先生に掛かる費用が助かるのにねー。アハハ、冗談だけど。」
いや、あながち間違いでも冗談でもなくて、これは真理です。
ここがまた、コンサルタントのお役立ち要素でもあるわけで、「伝える力」「経営者の考えの咀嚼力」「説得力」「マーケティング・アシスト」など、顧客の業績向上のために脳ミソも体力もフル稼働しなければなりません。
そして重要なのが、鞭打たれ尻叩かれではなく、幹部や社員が自らの内側から発するモチベーションを得ることです。
だからこそ、「思想教育」「価値観教育」というスタンスを取ることなのです。
一人一人の社員が会社というステージで、素敵な人生を創り、素敵に生きていくことが、「マーケティングの真髄」です。
今は少し景気も持ち直して、ホッと一息という企業も多いのですが、実態は今まで通りにやっているのに伸びちゃったということも。
つまり、「追い風参考記録」。
強い会社は、現状の更なる「業績創出力」と、「次の景気の波」を乗り切るための教育に手を抜きません。
「業績創出力強化」と、「更なる成長力」に磨きを掛けたいという方は、是非ともお問合せ下さい。
しっかりとお打合せの上、幹部や社員の皆さんに「更なる飛躍のステップ」を踏み出すことの素晴らしさを体得して頂けるプログラミングに、知恵を絞り合いたいと思います。
「非価格競争力」、「更なるお役立ち要素」のブラッシュアップこそ強い企業体質に繋がるものです。
イキイキした「社風」を創り、常に気を緩めることなく、時代や技術や顧客の「変化対応」・「進化創造」に真正面から取り組み続けることが、企業活性化のコア・テーマです。
テクニカル一辺倒の経営では、短期の利益構築は可能でしょうが、ゴーイング・コンサーン(倒産せず発展し続ける事を目指す経営)のためには、「強い社風構築」が必要なのです。
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2015.8.5.
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