ビジネススキル研究所公式ブログ

株式会社ビジネススキル研究所公式ブログ。鶴田 慎一 主宰。営業研修/ビジネス講演/社員教育/社員研修/方針発表会/各種講演に関する最新情報など。営業マインド強化合宿の情報も。公式Facebook

幹部研修

【超高齢社会の時代の1ページ?!】

先週は連日移動とセミナーの繰り返しでした。
大阪でのセミナー会場は、この画像の建物の中。
何だか流石大阪という感じの建物で、ビルのドテッ腹を都市高速が貫通しています。
なかなか他では見れない光景です。
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このところは毎日違うホテルに泊まっている状況ですが、あるホテルのエレベーターで何度も遭遇した出来事。
その日は私がエレベーターを降りようとする度に、何故か何回も乗り込んでくるオバサンたちに押し戻されるのです。
どこからいらした方なのかは知りませんが、日本古来の「恥の文化」はないようです。
降りていく人が先で、乗り込む人が後というのは、エレベーターの常識のはずですが、全く意に介すこともなくどんどん乗り込んできます。
中には降りようとする私を、「邪魔だ!」と言わんばかりの目でにらむ人も。



その日は、セミナー後の移動の新幹線に予定より一本早く乗れて、座席変更のために車掌室の手前で、車掌さんの手が空くのを待っていました。
喫煙ブースに目をやると、ブースの定員は4人で、すでに一杯になっていて、尚且つ外で2人が空き待ちの状態でした。
ブースの中の人たちはチラ見していましたから、待っている人がいることは全員が認識していました。

次の瞬間のブース内の二人の行動に驚きました。
一本吸い終えて、悠然と二本目に着火したのです。
しばらく吸えなかったから、ついチェーンスモークしてしまうという心情は解りますが、もしも待っていたのが自分だったら、どんな気分でしょうね?
そんな他人のことを考えない人ほど、自分が待たされると「おい!早く代われよ!」なんて怒って、トラブル発生ってなことになるのでは?!


だんだん他人の気持ちを感じない人、立場を考えない人が増えています。
私は、「二本目のタバコに火を点けた二人が、まさか営業担当じゃないだろうなー。」と思いながら見ていました。
営業の人が、お客様の立場や気持ちを考えないのでは売れようがないですね。
日常的に他人の立場や気持ちに不感症の人では、お客様の心の琴線に触れることはできないでしょう。


『気づく人は傷つきやすく、気づかない人は傷つけやすい』
ということでしょう。



まあしかし、世の中には色々な人がいるもので、あるお店の中の混み合ったエスカレーターの前で、70代と思しきおじいさんが人をかき分けながら中年の男性に近づいていきました。
人並みに引き離されたので、連れの中年男性のところに行こうとしているように見えました。
こんなに混んでいるのに、ずいぶん自分勝手で迷惑な年寄りだなーと思っていました。
ところが次の瞬間、おじいさんが中年の男性に強烈なボディアッパーを浴びせ、立て続けにジョーに右フックが入り、鈍い音がしました。
 
「テメー、この野郎!さっき足引っかけただろうが!待て!コラ!」
「誰か助けて下さいー。」
逃げながらもまだ殴られ続けて、助けを呼ぶ中年男性の声が聞こえましたが、私は、すでにギュウギュウ詰めの人波に押されてエスカレーターの中ほどに上がっていましたから、そこからは見ていませんが。
どう考えてもあんなに混み合っていれば、ぶつかったり足が引っ掛かったりというのは茶飯事のはずですが、理解できませんね。

しかし、あのおじいさんの腰の入ったパンチは強烈で、「元ヤクザ」か「元ボクサー」か?!というほどのものでした。
お元気なのはいいことだけど、そんな闘争心の塊では困りますし、それがアダになって晩節を汚すことにもなるでしょう。
これも超高齢社会の時代の1ページなのでしょうか?!



数年前にも、70代後半のお年寄りが70代前半のお年寄りを、「この若造が生意気な!」と言って撲殺してしまったという事件もありました。
厳密には<相対的若造>ですが。
つい最近も、次々と高齢の夫を殺したという67歳の悪魔のような女が捕まりましたが、手に入れた保険金は10億だとか。
社会の荒みを何とかしないと、この国は暮らしにくい国になってしまいますし、観光客の受け入れも日本ファンを増やすことにはつながらないと思います。

やはり、幼児教育から社会人の教育まで、価値観教育に力を入れていかなければ、荒んだ心の日本人が増えてしまって、毎日のように悲しい報道を見続けることになります。
歴史的に多くの外国の知識人が、日本人のことを世界一気高い民族だという賞賛をしていました。
今、あなたの周りで出来得る「価値観磨き」に取り組んでいただき、世界に誇れる日本を創り上げていきましょう。

2014.11.24.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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【蜩(ひぐらし)の記】『現代の武士道精神』

先日、ちょうど近くで打ち合わせがあったので、久々に東京タワーに行きました。
夕方、日暮前と暮れはじめてからのショット、なかなかノスタルジック。

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ところで、2週連続で日本列島を襲ってきた台風18・19号。
台風19号のお蔭で、予定されていたセミナーが12月に延期となってしまい、今日はがっかりです。
ホテルや新幹線のキャンセルなどの面倒さ(ウチのスタッフが)、不可抗力ながら日程の穴が何より痛いですね。
確定スケジュールが入っている場合は、後で入った依頼は断らざるを得ないので、台風や大雪などに遭うと、スケジュールがダブル・パンチやトリプル・パンチを喰らうこともあります。



先日来書いていますが、隙間時間を見つけてはせっせと映画を観に行っています。
先日は、「蜩(ひぐらし)の記」を観賞しました。
テレビCMでは、夫婦の愛の物語のように宣伝されていましたが、原作の意図はもっと江戸時代の「武士道精神」の覚悟と潔さ、そして悲哀を込めていたような気がします。
あくまで時代が、江戸時代であるという認識のもとに観なければ、ストーリーの奥に描かれている「武士道の本質」には辿り着けないと思います。


さて、簡単なあらすじはと言うと、
檀野庄三郎(岡田准一)は、城内で友人との間で刃傷騒ぎを起こし、家老の中根兵右衛門から僻村にいる戸田秋谷(役所広司)の監視を命じられ、見返りに切腹を免れました。
戸田秋谷(役所広司)は、7年前に起きた藩主の側室襲撃事件の折りに、側室を護ったことが返って側室との不義密通の罪を問われることに。

戸田秋谷は、「家譜の編纂」(藩の歴史編纂)と「10年後の切腹を命じられ、向山村に幽閉されていました。
戸田秋谷は日記に「蜩ノ記」というタイトルをつけ、日々の出来事や思いを記していました。

そこで、檀野庄三郎は幽閉中の秋谷の監視を命じられるのですが、秋谷の武士としての覚悟や潔さに魅かれていきます。
秋谷の切腹の期日まで、寝食を共にしながら、家譜の編纂を手伝っていきます。
誠実な秋谷の人柄に敬愛の念を抱き、檀野は秋谷の無実を確信するようになります。



そして檀野は、秋谷が切腹を命じられる原因となった側室襲撃事件の裏にある重大な疑惑に気が付くのです。
しかし、ついに切腹の日がやってくる、、、。
いわれなき罪を一身に受け止めて、十年後に腹を切るという裁きを受け入れ、清々しい顔で家族に別れを告げて、切腹の場に向かうシーンが余韻を残します。
なかなか観る価値ありのいい映画でした。

映画では、「藩の存亡の危機に、自分の命を投げ打ってでも、藩を守る」という忠誠心が淡々と描かれています。
忠誠心(ロイヤリティ)は、「主君や国家に対し忠実に仕える心」です。
本心で、命に代えて組織を守るという「価値観」、自分にとって組織を守ることが「何より大切なこと」として確立していなければ、自分の命を賭すことはできないでしょう。


企業組織の中でも、ロイヤリティのレベル差は様々です。
現代社会では、自分の命より会社のことを大切に思う人は滅多にいないでしょう。
ロイヤリティを高めるための教育や、慣習的な手法やルールによって縛ることもあります。
しかし、ロイヤリティは外圧で身についたり、高まったりするものではありません。


命を捨てるまでのことは論外としても、会社や仕事が「そこまで好きになる」「そんなに大切になる」という、「本当の心」が形成されるだけの「裏付け」が必要です。
つまり、全ては本人次第、セルフ・モチベートができるか否かに係っているのでしょう。
多角的にお考えいただくためにも、シリーズで『現代の武士道精神』を書こうかなと、画策中です。


2014.10.14.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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