ビジネススキル研究所公式ブログ

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山岡鉄舟

【 読売新聞に拙著の書評記事が出ました 】

読売新聞のO記者が、非常に的確に私の著作意図を記事にしてくださいました。
本日の山口版に掲載されましたので、是非拡大してお読みください。

読売新聞書評記事Screenshot_20190912-202413

武田信玄の戦略・戦術を記した軍学書である「甲陽軍鑑」に「武士道」が登場して以来、江戸時代に山鹿素行が武士の存在価値を突き詰め、武士は身分制度ではなく封建社会全体への責任を負う立場であると定義しました。
山鹿素行は、幕府への絶対的忠誠の義務を示した「朱子学」より、武士階級の倫理を天から与えられた倫理だとして「天倫」を訴えましたが、幕府の「朱子学」を批判したため播磨国赤穂藩へお預けの身となり、そこで赤穂藩士の「山鹿流軍学」の教育を行ったのです。

江戸城松之大廊下において、浅野内匠頭長矩は吉良上野介に対して刃傷事件を起こして即日切腹。
赤穂藩筆頭家老の大石内蔵助も山鹿素行の門弟であり、赤穂浪士四十七士が吉良邸に討ち入って主君の仇を討った「忠臣蔵」が人形浄瑠璃や歌舞伎の演目として大ヒット。
興行の客足が落ちたら、必ず「忠臣蔵」をやったというほどの人気ぶりです。
これによって、山鹿流は「実戦的軍学」という評判が立ったのです。


その後、「山鹿流軍学」は弱冠九歳で長州藩校明倫館教授を務めた吉田寅次郎(松陰)はじめ、多くの武士に学ばれていきます。
松陰は山鹿流に止まらず中国古典や陽明学など数千冊の書に学び、幕末武士道の思想を纏めていったのです。
松陰の刑死後、明治時代になって山岡鉄舟などによって、武士道精神は日本人の道徳としての規範となっていきます。
明治32年に、新渡戸稲造がアメリカのフィラデルフィアで英文で著した【BUSHIDO: The Soul of JAPAN】(武士道:日本の魂)が世界中で翻訳・出版されて、日本人の精神性は世界に認知されたのです。

稀代の名君:毛利慶親に支えられ、村田清風・葉山左内・佐久間象山などの多くの師と、多くの書から思想の確立をしていった吉田松陰(寅次郎)の物語を、日本人の精神性を学び直すためにも読んでいただきたいと願っております。
ペリー来航によって保身のために迷走する徳川幕府と、新技術や新しいビジネスモデルなどの出現や戦略ミス・不正行為などによって屋台骨にひびが入る企業とは似ています。
是非とも行間に込めた私の想いを読み取っていただき、不正や偽装や不祥事のない企業体質を創るための一助としていただければ幸いです。



拙著『師・寅次郎と主君・慶親』~幕末を疾走した男と維新を果たした名君~(日本橋出版 星雲社発売)、バックナンバーに【あらすじ】もアップしていますので、是非ご参照の上お読みいただければ幸いです。
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#吉田松陰 #毛利敬親 #長州藩
2019.9.13.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝


【講演テーマ (例)】
『幕末・明治武士道列伝に学ぶ現代人のビジネス』
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【 「父母の恩」 】

一昨日、『師・寅次郎と主君・慶親』~幕末を疾走した男と維新を果たした名君~について、早速新聞社の取材を受けました。
数社で書評の記事が予定されていますので、とても楽しみです。
何より現代社会の諸問題を考えれば考えるほど、「歴史に学ぶ」ということの必要性を強く感じるものです。
是非とも多くの読者の皆様に、日本人のモーラルを再認識していただき、より良い社会を実現させたいと願います。
これまで歴史書を敬遠されてきた方にも読み易く仕上げていますので、是非ともお読みいただきたく存じます。
初版初刷り本が手元に届きましたので、明日にでも父母と兄が眠る墓前にお供えし、心からの感謝を捧げてきたいと思っています。

剣・禅・書を究めて、精神修養を重んじた「山岡鉄舟」が語った武士道にもありますが、「父母の恩」・「衆生(社会)の恩」・「国王(国家)の恩」・「三宝(仏・法・僧)の恩」という「四恩」が身に沁みます。
これこそが武士道の発現地であり、武士道精神の真髄である【無我の境地】であろうと思います。
鉄舟曰く、
【天地自然のものにも本来の秩序があり、聖人君子は本(もと)を修めて道をなすのである。
仁の根本は父母や兄姉によく仕え、無我の真理を信じて、謙虚な心を持つことである。
『俺』の体や体重や腕力を、人に負けないなどとよく言うが、その『俺』はどこから来てどんな原因で養成されたのか、その大本に立ち返って考えてみるがいい。
誰の身体もみな父母の遺体であり、『我』ではなく父母の骨肉の分子である。
この道理を追究していけば、自分の身体は全部が『我』のものではないことが明瞭ではないか。
生まれる前の胎児の間は、母体を害して十ヶ月母の呼吸に頼り、血乳を糧にして発育し、月が満ちて分娩すると医師・産婆・保母などの恩を受け、目が見えるようになり物を食べるようになるまで、父母や家族に受けた恩愛は言い尽くせない。
こうやって発育したのは父母の結合物であり、それが自分の身体である。
もし父母の恩愛と慈悲がなければ、自分は存在しない。
これこそが無我の真理だ。】

来週はお盆ですが、父母兄はじめご先祖様に心から感謝の合掌をしたいと思います。
仏教の六道には、天人道・人間道・畜生道・阿修羅道・餓鬼道・地獄道という衆生がありますが、これもみな父母と思えば前世からの因縁あってのものであり、恩を忘れずに感謝して生きるのが人の倫ということですね。

拙著『師・寅次郎と主君・慶親』~幕末を疾走した男と維新を果たした名君~(日本橋出版)が8月13日発売で、Amazonでも同時発売です。
是非ご購読ください。
【あらすじ】もアップしましたので、ご参照ください。
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#吉田松陰 #毛利敬親 #長州藩

2019.8.8.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝

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