ビジネススキル研究所公式ブログ

株式会社ビジネススキル研究所公式ブログ。鶴田 慎一 主宰。営業研修/ビジネス講演/社員教育/社員研修/方針発表会/各種講演に関する最新情報など。営業マインド強化合宿の情報も。公式Facebook

不易流行

【『悪しき集団規範』】

いつ見ても美しい富士山、新幹線車中より。
20171127_132019





【営業マインド強化合宿】は≪11月コース≫を無事終了して、来年はしばらくお休みさせていただきます。
20数年間のご派遣やご鞭撻に、心より感謝申し上げます。
これまでのご派遣企業の社長様から、「同様の研修を教えてほしい」とか「再開時期を教えてほしい」などとお声をいただいておりますが、私の価値観と一致するものもなかなか見つかりませんので、社内研修や業界団体での合同研修、セミナーや記念行事などでの講演で対応させていただきます。
内容については、全てカスタマイズ対応しておりますので、お問合せいただければ幸いです。
http://営業マインド.jp/   
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私は研修の基調講義で、常に「ソーシャル・サティスファクション(社会貢献)」「ステークホルダー・サティスファクション(利害関係者満足)」「カスタマー・サティスファクション(顧客満足)」について、経済の語源である「経世済民」や「正義」「故事」などを交えながらお話してきました。
荒っぽく言えば、「正義」も「正直」も「愚直」も本質を追求すれば金(業績)になる話なのです。
「テクニカル・スキル」ばかりに力を入れて、最も大切にしなければならない「経営思想」「経営哲学」「価値観」を軽視している企業が増えているという危惧を感じます。

そして、今更ながら取り沙汰されている「働き方改革」、企業が「エンプロイー・サティスファクション(従業員満足)」に対して、本気で取り組むことで「生産性」という副産物を手に入れるのです。
日本企業は、夏に長期バカンスを謳歌しているフランスやドイツなどの企業より生産性が低いということを、「ビジネスマインド」という観点からも見直す必要があると思います。


また、うんざりするほどに次々と出てくる一流企業の永年に亘る不正。
10月の神戸製鋼所の品質検査データ改ざんに端を発し、三菱マテリアル・現職経団連会長を出している東レにも及んでいます。
日産自動車やSUBARUの新車完成検査の不正も合わせ、一連の不祥事は長年の「悪しき集団規範」による不正への意識の低さを現しています。
「以前からやっていたから」「みんなやっているから」「上司も認めているから」、、、「だから自分がやっていることは悪くない」という論法こそ「悪しき集団規範」。

検査データを改ざんしていた東レ子会社の東レハイブリッドコードは、昨年の7月に発覚していたのに、ネットで情報がリークされてから慌てて28日の記者会見で、実際に測定した数字は「規格値から僅差であり、異常なレベルではないとの勝手な解釈からデータの書き換えが行われた」と不正の原因を説明しました。
「ちょっとの不正だけだからギリセーフ」など、「悪しき集団規範」そのものなのです。

皆様の会社にも、そのような「悪しき集団規範」のキャナリゼーション(水路化現象)が起きていないかを再チェックしていただきたいと思います。
キャナリゼーションに陥ると、みんな不正に対して不感症になってしまいます。
それを正す思想の中核は「不易流行」です。
「不易」---変えてはならないもの、変わり得ないもの
「流行」---変わりゆくもの、勇気をもって変えていくもの
企業は、「時代変化への対応」と「自らの進化を創造」することで、ゴーイングコンサーンを成し遂げるのです。

先日伺った会社は創業315年という素晴らしい長寿企業でしたが、社長とお話していて、愚直なまでに「不易流行」に取り組んで来られた歴史がよく解りました。
そして、「先生の研修は、入社後に将来の期待を持てる社員にずっと受講させている、言わばウチの登龍門なのです。」との嬉しい一言もいただきました。
「登龍門」---黄河上流にある竜門山を切り開いてできた急流を、登りきった鯉は龍になるという伝説になぞらえて、「竜門に登った」と形容されるものです。
「悪しき集団規範」では、「竜門」を昇ることはできません。


蛇足の感ありですが、私の車も新車完成検査の不正により、近日再検査の通知がくるようです。やれやれ、、。

2017.11.29.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
経営戦略策定・マーケティング戦略強化の実務指導、幹部研修・営業研修・ビジネススキル研修・新人研修など、貴社の競争力強化のご指導をいたします。
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【『トップに立つ者の経営への謙虚な取り組み』(大塚家具問題)】

創業者で18%超もの株式を所有する筆頭株主の会長と、その長女である社長が対立している大塚家具の27日の株主総会が注目されています。
年商約700億円から約550億円に低迷し、経営方針を巡って責任の擦り合いと、高配当での人気取り合戦の様相を呈しています。

業績悪化の中でも社長サイドは、「今期から3年の80円配当」という配当倍増案、会長サイドは「3年間は配当120円」という配当3倍増案で対抗しています。

株主の支持集めの「大盤振る舞い」で、株式投資の収益分配金である配当で得るインカム・ゲインの魅力に株価も大きく反応しました。
株の価格上昇による利益であるキャピタル・ゲインも得られれば、これは美味しいという投資家も多いのでしょうが、価格が下がれば当然キャピタル・ロスが発生して、損をしてしまうのが相場です。

大塚家具の今期の単独税引き後利益見通しは前期比81%減の9000万円ですから、両者とも業績の裏付けなき増配案でしょう。
ただし大塚家具は、昨年末時点で約280億円の利益剰余金を持つ無借金企業です。
ですから、配当による負担は社長案で年15億円、会長案でも22億円程度で、支払い余力は十分あり、業績に関係なく大幅増配は実施されるのでしょう。
しかし、業績の裏付けなき増配は先々に不安を残すものです。



昨年7月に最初の社長解任で会長が社長を兼務、取締役会での会長の言動やコンプライアンスなどが問題視され、今年1月には6人の社外取締役と監査役全員から改善要望書が提出され、再度の社長交代となりました。
親子である会長と社長、そして長男も交えた親子兄弟の骨肉の争いで、互いの退任を求めて会社の体力と社風と企業イメージの劣化を賭してまで争うという、悲しきプロキシー・ファイト(委任状争奪戦)です。
株主総会における有効株数の半分以上を制した側の勝利となる訳ですから、金融機関などの機関投資家をはじめ、ステークホルダー(利害関係者)や自主投票となった従業員持ち株会などの動向にも注目です。

また、世界最大手の機関投資家向け議決権行使助言会社である米ISSと、世界2位の米グラス・ルイスが社長支持のコメントを出したことも明らかになって、上場同族企業の血みどろの戦いは、ますますエスカレートの一途です。
総会では、議決権の過半数争奪戦ですから、大株主である機関投資家の動きが鍵を握る訳で、その賛否をアドバイスする助言会社の影響は大きいものです。
報道を見ると、会長側も社長側も「指示されているのはこちらだ!」と、主張を繰り返していますが、問題の本質に斬り込めているようには思えません。


「社会への貢献」「会社の更なる成長発展」「従業員の安定した暮らし」など、目指したいものは一致していてほしいものです。
しかし、悲しいかな親子両陣営は真っ二つ。

前回の新着お役立ち情報にも、ゴーイング・コンサーンについて書きましたが、企業の継続・発展のためにはビビッドな「社風」を創ることに尽きると思います。
いずれの勝利となっても、今回の争いで疲弊した幹部や社員の心、著しくダウンした企業イメージなど、かなりのダメージを残すこととなるでしょう。



事業承継で一番重要なのは、「不易流行(ふえきりゅうこう)」であると思います。
是非、「新着お役立ち情報」のバックナンバー2011年09月27日の『不易流行』、2014年05月28日の『「苦労」と「納得」と「やりがい」は、全くの論理矛盾もなく成立する!』を、改めてご参照ください。

「不易」とは「不変の法則であり、時を超えても変わらぬ真理」のことで、「流行」とは「その時々の時代や環境により起きる変化」のことです。
今回の争いは、この「不易」と「流行」に対する著しい見解の相違が埋められないまま、互いに相手に「不適格のレッテル」を貼ろうとしているような気がします。



企業経営における「真理」は、経営者も社員も一丸となって目指してきた「ありたい姿」であり、それを経営理念・社是・社訓に盛り込んでいるはずで、実現に向けて歩を進めるには「思想・哲学・価値観の一致」が必要です。
今回の中期経営計画は、3年間の配当ばかりが目立つようで、不安を感じます。

中期ビジョンは3年後の会社の「あるべき姿」、そしてそれを実現するための「戦略」「具体策」「アクション・プログラム」を打ち出すことだと思います。
事業承継も世代交代も、大前提を忘れて目先の争いに勝つことだけに突き進めば、いよいよ本格的に歯車が狂ってくるのではないでしょうか。



戦国の世に天下を目指した信長を筆頭に、「戦のない世を」との想いは同じでも、その問題解決への価値観の違いによっては血族・臣下を交えた殺し合いに至ります。
常に、「歴史は形を変えながら繰り返す」のです。
本当に苦しんで、突き詰めて、夜を徹してでも議論を続け、「一番大切なことは何なのか」の答を求め合ってほしいものです。
経営にも人生にも、「悩み」「迷い」「挫折」「劣等感」などを苦しんで乗り越えたところに、重要なステップが刻まれているのであろうと思います。



親子の戦い、いずれが勝利したとしても、「トップに立つ者の経営への謙虚な取り組み」が、この事態の行く末を決めることになるのではないでしょうか。
経営者が「何より社員が大切」という言葉を発するとしても、それがテクニカル・スキルによって生まれた詭弁であるなら、ビビッドな「社風」を創ることはできません。



「社風」を創ることこそが、企業活性化のコア・テーマなのです。
「変化対応」と「進化創造」に真正面から取り組み、「明日の繁栄を創り出すためのマーケティング戦略」を策定したいという方には、3時間程度を目安に【無料相談】を実施していますので、ご遠慮なくお申し出ください。
私が直接対応させていただきます。


また、当社主催の「営業マインド強化合宿公式HP」を是非ご覧になって、明るく前向きな組織風土を創ることに考えを巡らせてみてください。
「無料見学」も実施中です。
社長やご担当者の方のご派遣検討のために、是非ともご利用ください。
【 営業マインド強化合宿 】 http://営業マインド.jp/
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3月コース 3月21日(土)~23日(月)
5月コース 5月19日(火)~21日(木)
7月コース 7月7日(火)~9日(木)
9月コース 9月15日(火)~17日(木)
11月コース 11月10日(火)~12日(木)


2015.3.18.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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