散歩の途中で、ある避妊具メーカーの本社発見、名は体を表す?!
ところで先日、顧問先での茶飲み話での話題ですが、「先生、お客様をよく知る努力をしろと言われますが、どこまで知らなきゃいけないのですかねー。」との質問がありました。
今日は少しそこに触れてみたいと思います。
業種によっても、相手との関係性によっても様々ですが、「知ること」自体はちょっと知識を得ることで、忘れ去ることも多いものです。
一歩進めれば、「識ること」で自分の頭にしっかりと入れて、その情報を培って活かしていく。
そして、「銘ること」で心に刻み込んで決して忘れない。
と考えていくと、カスタマー・インティマシー(顧客親密)との相関は、明らかであると思います。
そんなに何から何まで記憶しておくのは大変だから、とても基本的なことですが、何かの話題の時に知り得た情報を<顧客情報>として整理保管しておいて、必要な時にレビューすればいいのです。
「お客様のお名前(フルネーム)」「会社名」「所在地」「部門」「役職」「電話・FAX」「メールアドレス」などは、名刺交換の時点でわかります。
「時計やカバンのブランド」も、特に良いものは見ればわかるということも多いものです。
相手の「年齢」や、会社の「取扱い商品」「本支店のある場所」「それぞれの拠点の機能」などは、少し話の中で質問をすればわかりますが、まだ「ちょっと知ったレベル」でしかないことです。
「案件ごとの意志決定権者は誰か」とか、その会社の「意思決定メカニズム」はどんな流れなのかとか、「上司・同僚・部下などとの人間関係」などはなかなか簡単に掴めるものではありません。
そんな中で、出身地・出身校(高校、大学)、趣味ややっている(いた)スポーツ、初めてお会いした時の「いつ」「どこで」「誰かの紹介」などの話題は、インティマシーに作用します。
「血液型」「星座」「干支」「生年月日」「今住んでいる場所」「過去に住んでいた場所」「よく出張で行く場所・頻度・用件」「好きな旅行先」「家族構成・名前」「飼っているペット」「ペットの名前」「本人・家族の健康状態」「趣味・嗜好(タバコを吸うかなど)」「好きなブランド」「乗っている車」「好きな歌のジャンルや歌手」「好きな本のジャンル」「好きな映画のジャンルや好きな俳優」「尊敬する著名人」「異性・同性の好き・嫌いのタイプ」「食べ物・飲み物の好み」「アレルギー」「色の好き嫌い」「最近の関心事」、考えてみたら相手に関わる情報は山のようにあります。
お客様の情報を収集し、記憶しておくことは大切なことですから、前述のように<顧客情報>として整理保管しておいて必要な時にレビューすればいいのです。
お客様の内容をしっかりと覚えている人や顧客の製品のファンだったりすると、仕事ができると感じさせて、大切にされることが多いものです。
昨年、息子とお酒を飲んでいた時に、息子がある時計メーカーの経営指導に関わっていると聞きました。
たまたま私はそのメーカーの時計を腕に着けていたので、「これあげるから、そのお客さんのところに行く時は必ず付けて行けよ」と、プレゼントしました。
やはり思った通りで、その後お客様を訪問した時にすぐに気が付かれて、「おー、ウチの〇〇じゃないかー。君が持っていたとは嬉しいねー。」といつにも増して盛り上がったそうです。
ちょっとしたことで上司の評価、取引先の評価も色々な側面で変わっていきますから、小さな事にもこだわりを持つことが大切だと思います。
その報告を受けた私は、「おー、そうかー。良かったじゃないか―。」と言いましたが、ついまた同じブランドの時計が欲しくなりました。
「最新バージョン:世界限定1500個」というモデルを手に入れ、今や一番お気に入りの時計です。
息子には、「ウチの親父、世界限定1500個の最新バージョンをしてました!」と言えと言っておきましたが、またまたお客様には喜ばれることでしょう。
「仕事ができる人」は、「相手の気持ちがわかる人・理解する努力をする人」「記憶力のいい人」「賢い人」「気が利く人」「接待上手な人」「稼げる人」「異性にモテる人」「同性に頼りにされる人」と様々な特徴があります。
【営業マインド強化合宿】でも、コンピテンシー(優績者特性)について議論する時間がありますが、「あ、そんな要素って大事だなー」と感じたことから習慣化していけば、必ずスキルは伸びるものです。
お一人様一度限りの人生は、死ぬまで「自分磨きの旅」です。
成長を楽しみながら、スキルアップを果たしていきましょう。
さて、すでにお知らせしていますが、【営業マインド強化合宿】の今後の予定は、現在私が指導しているいくつかの社会貢献事業が、今年年末から繁忙を極める見通しのため、
≪9月コース 9月14日(木)~16日(土)≫
≪11月コース 11月17日(金)~19日(日)≫
をもって、来年の開催はしばらく休眠させて頂きたいと考えております。
知識や事務的なスキルは「教えて育てる」≪教育≫でいいでしょうが、『価値観』は「共に育つというスタンス」の≪共育≫で共感・共鳴を得ていくことが重要です。
社員が経営理念の下に一丸となって、お客様にしっかりと目も心も向けた活動こそが企業の生命線となります。
是非とも【営業マインド強化合宿】にご派遣賜り、社員のビジネスマインド・人生マインドの強化を推進していただきますようにお願い申し上げます。
Adultingな価値観に共感・共鳴・納得して、実践力を磨いていく内容にこだわり続けて、これまで多くの企業人の皆様に賛同されてきました。
「営業」という冠が付いていますが、過去の参加者の3割以上が製造や品質管理、総務や経理担当など営業部門以外の方です。
全社一丸となって、顧客に賞賛される企業風土を創っていくためにも、是非とも多くの社員の皆さんにグッド・プラクティスを体験させてあげてください。
つきましては下記ホームページのお申込みフォームからお送りいただくか、申込用紙にご記入の上、メール添付かFAX03-5820-2076までお送りいただければ幸いです。
http://営業マインド.jp/ http://www.biz-skill.jp
2017.8.15.
株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一 拝
経営戦略策定・マーケティング戦略強化の実務指導、幹部研修・営業研修・ビジネススキル研修・新人研修など、貴社の競争力強化のご指導をいたします。
戦略製品開発・新商品開発・新規顧客開拓・新商流開発の支援なども、お気軽にお問い合わせください。
私のフェイスブックの「友達リクエスト」、「営業マインド強化合宿公式ページ」の「いいね!」も是非ともお願いいたします!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
株式会社 ビジネススキル研究所ホームページ
[URL] http://www.biz-skill.jp
営業マインド強化合宿ホームページ
[URL] http://営業マインド.jp
[鶴田 慎一 Facebook]
https://www.facebook.com/tsuruta.shinichi
[営業マインド強化合宿公式 Facebook] https://www.facebook.com/bizskilljp