先日、浜町公園のすぐ近くのH社にお邪魔して、特殊技術のことなど色々と情報交換させていただきました。
写真は、先日O議員の観劇チケット問題で話題になった、あの明治座の前の舗道です。(紹介の仕方が宜しくない?!)

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銀杏の黄葉が、晩秋から初冬への移ろいを醸し出していました。
この時期は公園や渓谷など、季節感溢れる場所がたくさんあって、のんびりと眺めに行きたいものだと思いつつ、スケジュールの空きもなく、、。
仕事の移動などで出逢う景色が、貴重な情緒を与えてくれます。
ほんのわずかな隙間の時間であっても、季節を感じる位の余裕は持っていなくては淋しいですね。


古来の二十四節気(にじゅうしせっき)は、一年に24の季節感を持たせています。
概ね月の前半が「節」、後半が「中」で一年に24の季節。
他にも「雑節」というものが、より多くの季節感を加えます。
「節分」「彼岸」「社日」「八十八夜」「入梅」「半夏生」「土用」「二百十日」「二百二十日」など、古の人々の経験則などによって、教え伝えられた知恵でもありましょう。
日本の情緒を大切にしたいと、改めて思います。



そう言えば、H社の社長・幹部とお話していて、とても基本的だけど、とても忘れがちで、大切なことがありました。
幹部のI氏曰く、
「先生、今期のスローガンは<見て見ぬフリは止めよう!気づいたら言う!気づいたらヤル!>なんですよ。当たり前ですけどね。」
「いや、いや、兎角その当たり前のことが出来ていないものですよ。足元をしっかりさせていかないとね。」

同僚の営業用車両が汚れていたり、社内にゴミが散らかっていたり、気が付いている同僚がいても「見て見ぬフリ」というのもよくあることです。
会社のことを真剣に考えたら、ウチの看板背負って動いている車輌が汚いというのは、社員が営業妨害を繰り返しているようなもの。
「見て見ぬフリ」をするということは、まだまだ仕事に対する価値観が低いということだし、汚して掃除もしない社員は価値観が地に落ちているということです。
だからこそ、
<見て見ぬフリは止めよう!気づいたら言う!気づいたらヤル!>
ということが、企業のベーシック・バリューを再ブラッシュ・アップするために重要になるのです。

以前にも書いたかも知れませんが、「気づきの美学」です。
「気づく人は傷つきやすいが、気づかない人は傷つけやすい。」
「人を傷つけていることにも気づかない人」って、結構巷にたくさんいますよね。
組織の中では、意外と大きな病巣にもなりますから、ご注意を。


私は、研修などで、当然この「気づき」というものを重視しています。
教えられて、知識を取得しても、「気づき」のない人には反省もなく、応用も利きません。
まずは「気づき」の重要性に「気づく」ことから、全てが始まります。
あらゆるスキルは、それをスタートラインとしていると思うのです。



今日から選挙モードに突入、OPECの原油減産合意ならずで一段の原油安、消費税増税延期で日本国債格下げなど、景気への影響要因が並び、何かと慌ただしい師走となりました。
インフルエンザの流行の波も押し寄せているようです。
体調管理にもくれぐれも留意され、充実した年の瀬を迎えてください。

2014.12.2.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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