先日、床屋さんに行くついでに、予約時間の前に映画を観てから行こうと考えて、観たいと思っていた「猿の惑星」に!

映画を観てから、すぐに移動して、床屋さんの予約時間にオンタイムで到着。

我ながらとても有効な時間の使い方ができたと、ご満悦でしたが、床屋さんで、

「どんな映画を観たんですかー?」

と聞かれ、

「猿のはクセー!なんちゃって!」

と答えたら、ギャグが通じなくて、少々がっかり。


さて、話は「猿の惑星」に戻りますが、物語はこのシリーズの一貫性である「猿と人間の確執」のストーリーから、現代社会を風刺しています。

物語では、猿社会も人間社会も、リーダーは平和的棲み分けを考えていたのですが、どちらの社会も権謀術数に長けた者によって全体がミスリードされていき、悲惨な戦いに引きずり込まれていくというものでした。



「権謀術数に長けた者」とは、社会・組織・企業などで集団を利己的な方向へ導こうする輩です。

猿社会にも、人間社会にも、自分の地位や評価を高めるためにリーダーの

「権」--権力を奪うために、

「謀」--謀略を巡らせ、

「術」--暗殺などの卑怯な技法を使ってでも、

「数」--計算高く生きるという、

組織にとって内なる敵がいるものです。

何かと利己的な人が増えている現代社会を、強く批判するものと感じ取れました。

なかなか観る価値ありの映画ですので、ご覧になってみてください!



そこで、二宮尊徳の遺訓。

『誠実にして、はじめて禍(わざわい)を福に変えることができる。術策は役に立たない。』であります。

これこそ「価値観」の大切さを心に響かせてくれるものです。

とにかく前述のような「権謀術数に長けた者」は、歪んだ価値観を通すために小利口な策士として「禍」を「より大きな禍」にしてしまいます。

誠実であるという当たり前の正しい価値観をどこかに置き忘れた、利己的で卑怯な生き方をしないように、自らを戒めておかなければ、「禍を転じて福となす」という建設的な人生は創れないのです。


2014.10..

 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝

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