Merry Christmas!

【明るく前向きワーカホリック】
連続の出張から帰り、机上の資料の山にやや辟易しながらも、メラメラとチャレンジング・マインドに火が点いてきました。
あと少し頑張れば、半年ちょっとぶりの完全休養日がやってくる予定です。
しかし、パソコンもスマホも持たずに完全休養に出掛ける度胸がないのは、明るく前向きワーカホリックの宿命。
たまには頭をすっからかんにして、脳ミソの疲労回復をさせたいと思います。



【ムリ・ポジ】
11月の後半から12月の前半にかけて、来年末までのスケジュール調整を行いました。
もう半年以上休んでいない、、とぼやいていた今年を、現時点で遥かに凌ぐ勢いで確定スケジュールが入っています。
しかし、いつもの強がりで、
「いや、まだまだ空きもあるし寝る時間もある。忙しくて幸せじゃないか、ありがたい、ありがたい。死んだらずっと寝れるんだから、今のうちに頑張っちゃおう!」
ホントにいつも、ムリムリ・ポジティブでそう思います。(略してムリ・ポジ)
「誰かに必要とされ続ける人生を生きよう!」
ムリ・ポジは、目の前の試練を小さく見せてくれるので助かります。



【一年の計は年末にあり】
ということで、「一年の計は元旦にあり」は過去の常識として、「一年の計は年末にあり」に変更。
そしてついに先々週は、再来年のスケジュール調整を敢行しました!
というか、確定できるものを確定しておかなければ、「悲観的準備」(バックナンバーご参照ください)ができないのです。

そして、ついに再来年までの調整を行い、「再来年の計は、前々年末にあり!」にまで発展リーチ。
「仕事に追われず(追われていても)、どこまででも仕事を追い掛け回してやろう!」と、一人シュプレヒコールでした。
もっともっといい仕事をして、喜んでいただける人を増やしていきたいと意気込んでいます。



【歌舞伎】
先日、歌舞伎のチケットを貰ったので、観てきました。
4枚ほど余りがあったので、誰かにあげようと思ったのですが、あいにく日程がギリギリだったので誰にもあげられず、もったいないことをしました。

2011年に人間国宝になった二代目中村吉右衛門。
詳しく書けるほどの造詣もなく、とりあえず久々の国立劇場で歌舞伎を観たぞという感じですが、、。
三階正面席に陣取る「大向こう」と言われる人が掛ける、お馴染みの「播磨屋―」(はりまや)という掛け声。
ごひいき筋が感極まって発したところから始まったのでしょうが、やってみたいが絶妙のタイミングが要求されるので、無論私には無理。

「大向う」ですから舞台からの「向う」側で、それに「大」をつけて役者側から見た敬称のようなものですが、伝統的に芝居通はあの安い席で毎日全公演に通うのだとか。
そこから「大向うを唸らせる」という言葉が生まれたそうです。
つまり、毎日通い詰めてくる芝居通をも感心させるほどの名演だと、「大向うを唸らせる」となるのですね。
伝統化した「やらせ」は、文化になれるのです。


「掛け声の会」というのもあるらしく(そう言えば、掛け声がどう見てもプロ)、所属している人は無料入場許可証の木戸御免(きどごめん)を発行してもらえるのだそうな。
掛け声一つも奥が深い!
演じる側も、プロの観客もそうして永永と伝統芸能を紡いできたのですね。

で、肝心の内容は、あの弁慶の「勧進帳」ではなく、「忠臣蔵」外伝もの。
演目はいくつかありましたが、特に今回は「弥作の鎌腹」というのが、二代目吉右衛門がはじめて手掛けるもので、先代吉右衛門も戦後やっていないというから、観たことがあるという人は少なかったはず。
いや、「長寿大国」の日本だから、いたかも知れないのですが。


さて、「弥作の鎌腹」のストーリーはいうと、
吉良上野介邸に討ち入りする直前に、赤穂義士の千崎弥五郎が持ちあがったお代官の口利きの縁談を断るために、百姓である兄弥作に止む無くそのことを打ち明けてしまいます。
絶対に内緒だと誓ったのに、弥作は縁談を断るために討ち入りの話をお代官に漏らしてしまいます。
弥作は、「お上に訴える」と言うお代官を猟銃で撃ち殺してしまい、鎌で切腹するというお話。
端折り過ぎてよく解らないと思いますが、コミカルな場面や涙の場面が散りばめられていて、なかなか面白いものでした。
二代目吉右衛門の祖父三代目歌六の得意演目だったらしいのですが、またこの台本が次の代に伝えられていくのでしょう。

ところで、なぜ百姓が猟銃を所持していたのかについては、江戸時代には害獣駆除のために百姓に猟銃所持が認められていたのです。
イノシシやシカなどに作物を荒らされれば、年貢の取り立てが難しくなるため、百姓には猟銃所持を認めていたらしいです。
日本のジビエ料理は、お百姓さんの害獣駆除から始まっていたのですね。
歴史は深いです。


ということで、年内はこれにて最後のリリースとなりますが、来たる2014年もあなたにとって素敵な年となりますように、心よりお祈り申し上げます。

2013.12.24.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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