【ファットネスクラブ?!】
このところは、京都・名古屋など東海道を行ったり来たりです。
年末まで続く「休みなし生活」ですが、スキマ時間にはフィットネスにも通い、3キロ増の体重は筋肉量と割り切って頑張っています。
流石に2年間のゴルフ断ち(五十肩、、まだ少し痛いのです)によって、胸や肩や腕の筋肉が落ちてきていますから、無理せず少しだけ鍛えています。
そろそろ体重減にならないと、フィットネスクラブがファットネスクラブになっちゃいます。



【言い逃れは誤った危機管理】
「偽装」か「誤表示」か。次から次と全国から出てくる出てくる、、。
その他大勢が発表ラッシュの時に出せば、目立たなくて済むというのか、この機会に社内検査をしてみたら出てきたのか、、。
「グレーゾーンはセーフ」という感覚では、お客様は信頼してくれなくなります。
「グレーは薄い黒」なのであって、「くすんだ白」ではないのです。
これが大元の価値観の違いです。


しかし、あの阪神阪急ホテルの「誤表示一点張り」の記者会見では、当然社長退任に追い込まれるのは時間の問題でしたね。
退任の記者会見で「阪神阪急ホテルの失態で、阪神阪急グループの信用失墜になり、その責任を取る」とおっしゃったのが、まだ尚耳障りです。
 「社会やお客様に多大な不信感を与えてしまい、誤表示としたメニューの数の多さからも、これは幹部が関与する組織的偽装問題です」と言うのが、極めて自然だと感じてしまいます。


多くの大手企業が専門コンサルタントの指導の下で、幹部による「不祥事の記者会見のロールプレイング」を行っています。
いけないこととは申しませんが、言い逃れのノウハウより「会社としての正義と誠意の示し方」について、価値観の摺り合わせをすることが大切でしょう。
「もしもの時」にどう対処すべきかという議論の中で、その会社の将来を背負って立つ幹部か、託せない幹部かも見分けがついてきます。

日本中が「価値観」を軽視して、あらゆることに「ノウハウ」「ハウトゥ」ばかりに走るようになっては、その次の世代はそれに拍車が掛かるでしょう。
肝心なのは「正義」という「価値観」であって、「言い逃れ」のための「ノウハウ」ではないはずです。
不祥事が発覚した時の想定をするなという訳ではありません。
当然、何が起きるか解らないのですから、「もしも」や「まさか」を想定して「どうあるべきか」ということは、重要な危機管理でしょう。

皆が「濡れ手に粟」のような儲けばかりに走れば、不祥事ばかり起きて、日本社会の先行きは暗いものになります。

企業幹部であろうがなかろうが、「企業は何を目指しているのか」「人としての正義とは何なのか」をしっかりと持つべきです。
私が研修やセミナーで「価値観」を最も重視しているのは、薄っぺらい「価値観」では一時的繁栄はあっても、それは一過性繁栄となるからです。
「正義」とは、「正しい人の倫(みち)」です。
「言い逃れは誤った危機管理」です。


【虞(ぐ)を以って待つ者】
2500年前に書かれた孫子にも、
『虞(ぐ)を以って不虞(ふぐ)を待つ者は勝つ』とあります。
しっかりと準備万端整えて、準備不足の敵を待ち構える者は勝つということです。

問題は準備の仕方であって、
『上下欲を同じくする者は勝つ』のです。
主君と民が心一つになっていれば勝つ、つまり上司・部下が思想・価値観・理念で一枚岩になり、正義を全うする意志において一切のブレがないことです。

常に「正々堂々」としていたいものです。

「正々堂々」、これも語源は孫子の中にありますが、
『正正の旗をむかうることなく、堂堂の陣を撃つことなし』
しっかりと軍を整えてくる敵や、強大な陣を構えている敵とは正面衝突を避けるということです。
これも『上下欲を同じくする者は勝つ』に通じるものがあると思います。
つまり上司・部下が思想・価値観・理念で心一つになって、組織が一枚岩になっているからこそ、正義を全うする軍や陣をいち早く整えることができるのだと思います。



さて、いよいよ明日からは『営業マインド強化合宿』のリニューアル・バージョンのキックオフです。
いろいろと大変でしたが、鋭意準備を進めてまいりました。
私も本物の『虞(ぐ)を以って待つ者』に徹するため、プログラムやテキスト類を全面的に見直して、しかし根幹の価値観は更にブラッシュアップを掛けてきました。
「みんなで心一つ」に、最高の研修にしてきたいと思いますし、研修後それぞれの会社をより素敵な会社にして頂きたいと願います。


2013.11.6.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝


万年工事中の東京駅、まだ工事中ですが、このグランルーフができてかなりスッキリしてきました。いつも横を素通りですが、、。

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