先日、スケジュールの間隙を縫って、小田原の辻村植物公園の梅園に梅の花を見に行き、脳ミソの休息を図りました。
小田原の梅園と言えば「曽我梅林」(そがばいりん)が有名ですが、毎年35,000本の梅の花が咲き誇る生産梅林で、梅の花の香りとともに梅林から眺める富士山もいいものです。
今回はちょうど「梅まつり」の時期で、多くの観梅客が押し寄せていると思い、ゆっくり散策できそうな辻村植物公園を選択しました。
どちらも一度足を運んでみる価値はあります。

桜も良いけど、梅の「清楚な花」も「ほのかに漂う香しさ」も、何とも言えず良いものです。
まだ少し寒かったのですが、ここでの散歩はお勧めで、春の到来を感じながら梅の花を見ていると、このところの仕事の疲れを癒してくれました。
小田原名産は「蒲鉾」というイメージが強いのですが、「東海道中膝栗毛」などに小田原の名産として梅漬けが登場するほど梅も特産物です。

「来年は紀州の梅を楽しみに行こうかな」と密かに画策しているのですが、何せ仕事のスケジュール次第ですから、是非ともこの時期の和歌山での仕事をどなたかご依頼下さい。
「ムシのいいことを言うな。」と言われそうですが、そこは「ウメー話」ということにしていただきたいと、、、。
もうすぐ桜も咲き、桃もこぶしの花もと、やはり春は色々な花の競演で華やぎます。
このタイミングに「経済」「景気」の花を咲かせていけば、久々のウキウキした春がやってくるはずです。



昨日は、中国銀行・岡山経済研究所主催の経営実務セミナーでしたが、「水戸・偕楽園」「金沢・兼六園」と並ぶ日本三大名園の「岡山・後楽園」の側であったのに、残念ながらとんぼ返りでした。
次回は「岡山・後楽園」の散策も、スケジューリングしてから行きたいものです。
しかし、今回のセミナーは募集からあっという間の10日ほどで満席を振り切ってしまい、申し込みが間に合わずに入れなかった方もいらっしゃったようです。
今回断られたという方は、是非とも次回にご期待ください。

私は基本的にセミナーの前に全参加企業のHPを拝見して、常にお話の内容に反映させるように心掛けています。
やはり「経営実務」と考えれば、例えるものは「我社そのもの」「我社の業種に近いもの」がいいですから、せっせと拝見しています。
しかし、かなりの数の会社からいらしていただいていますから、のめり込み過ぎて閲覧するのが深夜に至ることも多いのが玉に瑕(きず)ですが、、。


セミナーと言えば、前回のお役立ち情報の中で「プレイング・マネージャー」について少し触れましたが、結構いろいろな反響を頂きました。
『「試練」を例えてみると、先月の成績が未達だった部下に対する言葉』というところで、 --- 『「なんだ、この業績は!?ヤル気あんのか?」どころか、つい、「あのさ、日本語分かるよね?」と最低な言い方になってしまいます』というセミナー受講者のD氏からのメールも。

正に上司が部下からのストレッサー(ストレス要因)に対して、「あ、ついまた言ってしまった、、、。」ということも多いものです。
しかし、彼の場合は常に自戒の気持ちと、部下とともに成長したいというモチべーター(動機づけ要因)を持っていますから、ほんの少しの意識で「部下との共感性」は大きく伸びるはずです。
D氏に、『 あなたのその真摯な姿勢が何より素敵です。私も含め、死ぬまで「反省」と「立ち直り」「居直り」の日々?!不完全の魅力を振り撒いていきましょう! 』と返信させていただきました。


「不完全の魅力」 --- 何だかいい言葉が浮かんできましたねー。
人間は不完全であるから、社会でも組織でも「相互補完関係」を成立させながら、成長の歴史を辿ってきたのです。
近日、この「不完全の魅力」と「相互補完関係」に着眼して、『プレイング・マネージャーのための「部下の成果を高めるマネジメント手法」』の研修プログラムを創りたいと思います。
ご興味がおありの方は、私のHPの「お問合せフォーム」か「ナビゲーター」からメッセージを頂ければ幸いです。


1・2月に、ある上場企業で集中的に4回の研修を行いました。
年明けの数ヶ月は、この会社の年間最繁忙期にあたりますが、「あえてこの時期に日程をやり繰りしてでもやる。」という強い意志がありました。
「こんな忙しい時にやっているからこそ、必ず成果に結びつける」
「繁忙期だからこそ、仕事のやりくり・タイムマネジメントをしっかりやる」
「どうやって営業のクロージング・タイムやタクト・タイムの無駄をなくして、時間を生み出すか」
などの「ポジティブ・サイコロジー」が働くのです。
だからこそ、「申し訳ありません。〇日はお客様大満足追求のための研修がありまして、是非ともその翌日に伺わせてください。」というポジティブな言葉がお客様に響くのです。



米国では「大手企業の業績改善」「シェール・ガス革命」「金融緩和マネー」で賑わい、ダウが高値をつけています。
シェール・ガス増産で、ガス価格下落に期待が集まっていますが、公害問題も根強くあります。
とはいえ、いよいよ現地での「GTL(ガス・ツー・リキッド=ガスを液体燃料に転換)」と呼ばれる大型事業も動き始めますから、ここは技術力の日本企業の出番です。

「GTL事業設備」では、シェール・ガスから軽油やナフサを作るもので、原油高・ガス価格下落によって採算見通しが立ってきました。
この技術は日本企業をはじめ、世界でも数社しか持っていないものですから、大きな事業機会になる可能性があります。
早く日本の「メタンハイドレート」開発と、沖ノ鳥島周辺の無尽蔵と言われる「レアアース」開発も進めてほしいものです。
実現すれば、世界の資源のパワー・バランスは劇的に変わるはずです。



さて、日銀総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁が4日、衆院議院運営委員会の所信聴取に臨み、「デフレ脱却に向けてやれることは何でもやる」「物価安定目標を一日も早く実現することが何よりも重要な使命」など、総裁就任への意気込みを語りました。
黒田新総裁、副総裁候補の岩田規久男・学習院大学教授、中曽宏・日銀理事の国会同意人事案が衆参両院の本会議で採決される見通しです。

いよいよこの布陣で『リフレーション(Reflation)政策』が始まります。
つまり、シンプルにリフレを論じるならば、「インフレターゲット+無制限の長期国債買いオペレーション」でデフレから脱却するという政策です。
リフレ政策の中心は「マネーストックを大幅に増加させる」ことで、市中に廻るお金を増やすことを進めます。
これまで日本銀行が実施した量的緩和政策では、日銀当座預金残高のストックに留まり、市中に回るマネーストックは増えていないから、今回はリフレ政策でやり遂げようということです。

第二次世界大戦前、高橋是清が事実上のリフレ政策を断行しましたが、ご存知の通り戦費捻出を狙う軍部に暗殺されて、第二次世界大戦突入という日本の悲劇が始まったのです。
その頃、軍部が牛耳る政治体制下で、物価が一気に上昇してインフレ率は16%になっています。
欧米の緩和政策・マネーサプライを見ながら、注意深く上手くコントロールしてほしいものです。

2013.3.8.  ビジネススキル研究所  鶴田 慎一  拝


香しき梅の花の如く『開花するか、リフレーション(Reflation)政策』


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