先週来の長期出張から戻りまして、机の上の書類や郵便物の山と格闘し、次の出張の荷造りと資料の準備という繰り返しです。

月曜日には金環日食をチラッと見ましたが、TVニュースではうんざりするほど出てくるので些か食傷気味です。

また、東京スカイツリーが待望の開業を迎えましたが、初日に行かれた方には非情の雨でしたね。

色々な議論の末、最終的に武蔵の国の語呂合わせで634mになり、世界一高い電波塔になったようです。

しかし、いつも私の中に「?」が残るのは、アラブ首長国連邦ドバイの世界一高い超高層ビルであるブルジュ・ハリファの全高(尖塔高)828mより塔の方が高くできるのでは?ということですが、おそらく地上面積との兼ね合いで、最高650mまでしか建たないということなのでしょうね。


まあ日本の建築技術をもってすれば、1,000m超のビルを建てることも夢じゃないでしょう。


さて経済の方はいうと、相変わらず根深い欧州危機の懸念によって、今日も日経平均が172.69円下落して8,556.60円という状況です。

何とか負のスパイラルから脱出しなければならない日本経済ですが、OECD(経済協力開発機構)が示すBLI(ベター・ライフ・インデックス=より良い暮らし指標)は対象36カ国中21位で、2011年の19位からまた下がっています。

今朝の日経新聞によると、「安全」や「教育」の水準は最高レベルなのに、「仕事と生活の調和」や「生活の満足度」の評価が低かったとのことです。

現在の厳しい社会情勢を象徴しているデータとも言えるでしょう。



とは言え、今朝の新聞一面には、「日揮が火力発電用の安価な新燃料を開発」というトップ記事もあり、暗いことばかりではないですね。

これまで活用できなかった低品質石炭を加工・液化して、3~5割安い価格で火力発電の燃料に代替するということです。

他社でもいろいろと技術開発が進んでいるようですが、正に苦しい時に革新的技術開発をするのが、日本のお家芸です。


また、「すかいらーくが900店でEV充電器を無料開放」という記事も目を引きました。

言うまでもなく、これからはプラグインHVとEVが急激に増えてきますから、EV充電器設置というインフラ整備が急ピッチで進むはずです。

欧米方式と日本方式のプラグ形態のデファクト・スタンダード(de facto standard=事実上の標準)の問題もありますが、現状ではとにかく早くインフラ整備をしなければならないというのが、経済産業省の考えでもありますから、各自動車会社などもインフラ普及を急いでいます。



実は私の顧問先企業で、EV充電器を無料設置するというビジネス・モデルを、昨年3月にプレス・リリースしました。

これは自動販売機の設置とセットで、駐車場などにEV充電器を無料設置(貸与)するというものですが、一般の方の利用ができる場所であれば対象となります。

機械代・工事費のことを考えると、何ヶ所も設置するとなると大きな設備投資が必要ですが、これを無料にして設置推進の後押しをしていこうというソリューション・モデルの一つです。

急激に普及するモノは、ほんの少し早めに手掛ける・仕掛けることで「無料の広告」にまでできるということは、今朝の一面のすかいらーくの記事でお分かりの通りです。

これもまたマーケティングの巧拙の分かれるところ。

ご興味がある方・対象物件がある方は、お問い合わせ頂ければ是非ご紹介したいと思います。



マーケティングの巧拙とは、「頭の良し悪し」ではありません。

自分のミッションに、どれだけ凝り固まっているかどうかです。

仕事が「楽」になりたければ、「自分のミッションに凝り固まる」ことが最も近道なのです。

今できることで、大事なことにパワーを注入していきましょう!

日本もあなたの会社も、「元気にするのは自分だ!」という強烈な主体性を持って、頑張っていただきたいと思います。


2012.5.23.  ビジネススキル研究所  鶴田 慎一  拝