未曾有の大地震に襲われて、被害に遭われた方やお身内・お知り合いの方に被害があったという方も多いことと存じます。また大地震・大津波に次いで福島原発の放射能漏れについても、深刻な状況に陥っているようです。
謹んでお見舞い申し上げます。

11日(金)14時46分は、私は都内アルカディア市ヶ谷でJPN主催の営業セミナーの講義中でした。営業セミナーを中止して、補講の段取りなどをしながらも、交通手段は全て麻痺して私を含め帰宅難民だらけでしたが、テレビやラジオの報道が進むにつれ、その程度のことは何でもないという実態にただ唖然とするばかりでした。

自然の脅威の前で、いかに人間の力が及ばないものか。
だからこそ我々は驕ることなく、相互扶助の精神を強く持たなければならないのだと改めて思うものです。
固定電話も携帯電話も通じない中で、とても少なくなった公衆電話だけが残された通信手段だったのですが、どの公衆電話も長蛇の列が出来て、なかなか順番も回ってこなかったという方も多いでしょう。
そんな中苛立ちながら待っている人のことを意にも介さず、平然と30分近くも長電話をかけている人もいました。
残念ながら日本人には、まだまだ心の教育が足りないのですね。

夜中に事務所に戻ってみると、FAXや花瓶や書類などが落下して、悲惨な状況になっていました。
しかし、修復できるということは、まだ大したことではないということです。まだ多くの方たちが被災地で孤立しているようですが、一人でも多くの方の救済を願うばかりです。
                                  合掌
鶴田 慎一 拝