トランプ大統領が国賓として来日して、ゴルフに大相撲に居酒屋と、安倍総理との蜜月ぶりが改めて内外に示されました。
しかし、26日・27日連日の一日中上空を飛ぶヘリの騒音にはまいりました。
アメリカの辛口メディアは、今回の訪日を「観光旅行」とか「息抜き」とか揶揄しているそうですが、何よりのメインイベントは新天皇即位後最初の国賓として、天皇と会見することでした。
天皇はオックスフォード卒でイギリス英語が堪能、皇后はハーバード卒で元外務省、英語やフランス語などマルチリンガルですから通訳も不要で、国際的にも新しい皇室外交の姿が大きく取り上げられているようです。
皇后が長年悩まれていた皇室外交ですが、今後は少しは思うように進められるのではないでしょうか。
また、韓国の文在寅大統領と言えば、訪米してもトランプ大統領に相手にされず、今回の訪日後に韓国に立ち寄ってほしいと電話したそうですが、またも相手にされず困っているようです。
北朝鮮問題で瀬取りや密輸出入などを繰り返しているようでは、しばらくは韓国パッシングが続くのではないでしょうか。
日韓関係も戦後最悪の状況ですから、文在寅政権は日米両国に嫌われて、フェードアウトということになるのではないかと思ってしまいます。
支持率が下がったら「日本叩き」で凌ぐという体質が変わらなければ、本物の友好関係は築けないのではないでしょうか。
ところで今回のタイトルの「シュリンクフレーション」ですが、製造原価の高騰を要因として価格を据え置きにして容量を減らすという、「シュリンク(縮む)」によるインフレーションという意味合いのものです。
特に食品に多い訳ですが、容量を維持して値上げするという選択では消費者の反感を買いやすく、値段を据え置いて内容量を微妙に減らして実質的な値上げにするものです。
特に告知もせず内容量を減らした商品を、俗に「ステルス値上げ」と呼ぶわけです。
1リットル入りだった牛乳が900mlに減った時、プレスリリースで「従来製品に比べ、筋肉への負担が1割減」などというポジティブ・リフレームに知恵を振り絞ったようですが、原材料高騰や人手不足による人件費高騰など、企業としても悩ましいものです。
ブレグジット問題に揺れるイギリスでは、2500以上の製品がステルス値上げになっているようで、問題になっているようです。
新発売から10年で、価格はそのままで内容量が220g→200g→180g→120gと減り続けた商品もあります。
定番の商品が「美味しくなって新登場!」なんて言うフレーズを見かけると、「ステルス値上げだな。」とつい疑ってみたくなります。
某新聞は「紙面改革」と銘打って、ページ数を減らしてステルス値上げに踏み切っています。
とても巧妙なマーケティングが駆使される現代ですから、我々の日常にも「哲学的思考」が必要となります。
『宗教は信じることから始まる』 『哲学は疑うことから始まる』
顧客は「きれい事」ではなく、「真実」を求めるのです。
2019.5.29.
株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一 拝
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