謹んで新春のお慶びを申し上げます
本年も何卒宜しくお願い申し上げます

帰省や旅行でクタクタになって帰ってきた方や、寝正月を決め込んだ方、はたまた今こそが稼ぎ時と仕事にフル稼働だった方と様々でしょう。
私はというと、読書と原稿書きを同時進行で取り組んでおりました。
読み直しも含めて十冊ほどは読みましたが、まだまだ読むつもりで先行購入した本が机上に五冊以上積み上がっています。
年齢と共に本を読むにも時間と共に目がかすんだり、八時間も机にかじりついていると、立ち上がった時に腰が固まったりと大変ですが、あらゆる面で老いていくからこそ活字にして遺したいとの想いも強くなります。

この数ヶ月で数十冊の様々な本を読みましたが、中でも一番読み応えがあったのは、~人間学を学ぶ月刊誌~『致知』一月号であります。
一月号の特集は【国家百年の計】で、政治・経済・教育・国際問題・人工知能の行方・医療問題・環境問題など、各界の論客の対談や座談や提言などがびっしりと詰まっていて、年末年始に読むものとしては最高のものでした。
我々はついつい目先のことに捉われてしまい、中長期的な視点を失うことも多いと思いますが、だからこそ時折近視眼の矯正が必要なのです。

私は30年以上前に『致知』に出逢い、今のバックボーンを創ってもらえた気がしていますし、以来ずっと研修やセミナーでもご紹介してきました。
月に1,000円に満たない(年間10,300円)先行投資で、社会人・企業人としての必須のテーマである人間学を腹に落としていくことは、何歳の方でも気づいたその日からできる崇高な思想・価値観の会得となります。
まだ『致知』を知らなかった方は、月にコーヒー3杯か生ビール2杯の投資で、是非とも購読してみてください。

江戸時代の師の中の師である佐藤一斎は、弟子に佐久間象山、孫弟子に勝海舟・吉田松陰などがいる大偉人ですが、『言志四録』のなかで、
『少にして学べば、則ち壮にして為すことあり。
壮にして学べば、則ち老いて衰えず。
老いて学べば、則ち死して朽ちず。』
と書いています。
つまり、
『若いうちに学問に励めば、壮年になった時に意義のある重要な仕事を成し遂げることができる。
壮年になってからも学問に励み学び続ければ、老年になっても頭や気力が衰えることはない。
老年になってからも尚学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の業績は残り次の人々にも引き継がれていく。』
とあります。

自分自身が老年に近づきつつある今、ずっしりと重みを感じる言葉です。
人生はマニュアルやハウツーではどうにもならないことばかりです。
しっかりした思想・価値観を学び、考える力を手に入れて、新しい元号の元年をスタートしましょう。
大切なことは、「今始めるべきことを、今やること。人間学という崇高なものに目覚めること。」であると思います。

2019.1.5.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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