都内にUFO出現か!と思いきや、飛行船の夜間飛行でした。

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最近は昼間に見かけることが多くなりましたが、これも若干の好況のシグナルかとも思います。

企業や業界によっても景況感の違いがありますが、
『尽人事而自拓道』 --- 人事を尽くせば、而して自ずと道は拓ける
年末年始休暇があるという方は、そのうちの半日くらいを掛けて、年明けからのロケットスタートのためにやることをたくさん考えてみて、最重要テーマ3点に絞り込んでみるといいでしょう。
成果を出すためには、「重点主義」と「集中主義」で取り組むことです。



さて、今年の年末はやけに忙しいのですが、先日何とか時間を作って、久しぶりに映画館に足を運び、【海難1890】を観てきました。
結論から申し上げれば、「是非観て頂きたい秀作」で、感動すること間違いなしです。
【海難1890】は、日本とトルコの友好125周年を記念して制作された映画で、1890年に和歌山沖で起きたエルトゥールル号遭難事件と、1985年のイラン・イラク戦争が再び激化した時に、首都テヘランに取り残された日本人を救出するため、トルコ政府が救援機を飛ばしてくれたという2つの出来事を描いた作品です。

明治22年(1889年)7月、オスマン帝国は大日本帝国への親善使節団を派遣することになり、ムスタファ機関大尉ら600名の軍人が老朽化の進むエルトゥールル号での外洋航海に出ました。
エルトゥールル号は翌年6月に日本に到着し、使節団は明治天皇への謁見を果たしました。

艦内でコレラに感染した乗組員が出たため帰国の延期を余儀なくされ、やっと9月に横浜港を出航し帰国の途につきました。

ところが、ちょうど日本には台風が接近していて、エルトゥールル号は紀伊大島沖で座礁。
座礁によって機関室に海水が流れ込み、機関室は水蒸気爆発を起こし、エルトゥールル号は沈没しました。
爆発音を聞いた紀伊大島の村人たちが岸壁に行くと、エルトゥールル号の乗組員の遺体が打ち上げられていて、村人たちは嵐の中を総出で救助に当たりました。

何とか助け出された生存者数十名は、ドイツ軍艦によって神戸に搬送されましたが、500名以上の死者を出した大惨事となりました。
村民たちは自らの生活を投げ打って、乗組員の救助や遺留品の回収を続け、血塗れた遺留品を丁寧に洗いました。
正に「至誠」「真心」ここにありです。


そして話は1985年、イラク大統領のサダム・フセインが停戦合意を破棄し、沈静化していたイラン・イラク戦争が再び激化。
フセインは「48時間後にイラク上空を飛行する飛行機を無差別攻撃する」という声明を出します。
日本大使館は、脱出する日本人のために奔走しますが、日本航空は「空路の安全が保障されない」という理由で、そして日本政府までもが「自衛隊出動には、国会の承認に時間が掛かる」という理由で拒絶。

他国の航空会社は自国民の救助を優先し、日本人の搭乗を拒否、二百数十名の日本人は国からも見放され、戦場と化したテヘランに取り残されてしまいました。

そこで最後の頼みで、トルコに救援依頼をしますが、トルコ政府閣僚は自国民だけで手一杯と、初めは日本人の救助に反対します。
しかし、トゥルグト・オザル首相は一転して要請を受け入れ、日本人救助のための救援機を手配。
この危険なミッションに就くパイロットたちに、希望を募ると全員が救援機への搭乗を希望して挙手しました。
自らの危険も顧みず、「至誠」と「真心」での搭乗希望でした。

空港には、救助を待つ大勢のトルコ人たちが詰め掛けていて、トルコ人のムラトが前に出て、「日本人を先に乗せて欲しい」と頼みますが、自らも命の危険にさらされているトルコ人たちに、もはや聞く耳はありませんでした。
しかし、ムラトは続けて、「我々の祖先は、異国の地で絶望に陥った際に、日本人に救ってもらえた。今、日本人を救えるのはあなたたちだけだ。」
と告げ、それを聞いたトルコ人たちたちは騒ぐのを止め、国からも見放された日本人たちを最初の救援機に乗せ、「私たちは車でトルコに向かう」と大変な陸路での脱出を決めました。
またも「至誠」「真心」ここにありです。


少し書き過ぎた感もありますが、「至誠とは」「真心とは」「自助とは」「共助とは」「公助とは」「国防とは」、、、織り交ぜられた人間模様の中で、大きな感動と国や民族を超えた「人間愛」というものに心震える映画でした。
世界中の国や民族が「至誠」「真心」を大切に想い、不毛な報復の応酬ではなく、国や民族を超えて地球人としてのワンカテゴリーになり、真のボーダレスになる日が来ればいいですね。

この映画、お勧めです。是非、映画館でご覧になってみてください。
感動は心のサプリメントですね。
私は、これで今年の見納めとなるかなという感じですが、仕事のキリが付いたらもう一本サプリメント映画を観てみたい気もします。
どんなに忙しくても、努力と工夫で時間を生み出して、心と脳にもサプリメントを与えてやりましょう。



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2015.12.17.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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