ビジネススキル研究所公式ブログ

株式会社ビジネススキル研究所公式ブログ。鶴田 慎一 主宰。営業研修/ビジネス講演/社員教育/社員研修/方針発表会/各種講演に関する最新情報など。営業マインド強化合宿の情報も。公式Facebook

2014年12月

【目指すは「勝利の女神を微笑ます企業体質」:「全社一丸営業体制の構築」】

私は仕事で月に最低2度は温泉に泊まります。
露天風呂やたまには足湯も楽しんだりして、仕事の合間の小さな楽しみです。
足湯に浸かっている画像はレアだと思って、貼り付けてみたものの、やはり我ながら何気に(真っ向から)気持ち悪い「オッサンの足」でした。(醜いものをお見せして、失礼しました)

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最近、「フェイスブックさんから友達リクエストです」などという迷惑メールが、何回か届きました。
何でもかんでも成りすまして、悪事を働こうとは実にけしからん輩です。
「フェイス」で、友達の輪を拡げたいなどと思ったら、またそこを狙いにくるというワルの悪知恵。
皆さんもどうかお気を付け下さい。



つい最近、友人の息子と二人でお酒を飲む機会があって、彼にいろいろと先輩の訓を垂れておりました。
「世の中は大多数の善人と一握りの悪人で成り立っている」、「だからこそ善人側の一員として、正義を貫くんだ!」、「何を以って成功の人生とするかは、人様のお役に立って、人様から感謝されて、それがしっかりと自分の生活を成り立たせてくれていること」などと色々と能書きを語っていました。
彼はとてもピュアで真面目な男で、それからしばらくメールのやり取りが続いています。



世の中には、人を傷つけることを何とも思わず、人様を騙して詐欺を働き、金になるのならどんな悪事でもやるという悪人がいます。
爪に灯を燈して、老後のために備えた「命の一部とも言えるお金」を奪い、平然と夜の街で豪勢に遊んでいる者もいます。
時折、羽振りのいい若者を見ると(みんながそうではないでしょうが)、つい疑いたくなります。


あんな奴らでも、毎日の朝礼を厳格に行うそうです。
どっちみち詐欺師の集まりには、労働基準法も何も関係ないのですが、遅刻者には金の配分を大幅に減らすなど、重いペナルティを課すそうです。
朝一番から「騙す作業」をしっかりやらすためです。
厳しい罰則と美味しいインセンティブで、とにかく見込客の母数を増やし、それに成功率を掛ければ、成果(と呼びたくはないけど)の予測は成り立つ。


原理はまともなビジネスでも大きくは違わないのですが、根本の価値観と理念・哲学が腐っているのです。
『思念は業をつくる』と言います。
根本的な強い思いは、それを成し遂げるための原因をつくる。
正しい価値観によって形成された思念は、成功への道筋を現していきます。
善悪に応じて、必ずその報いを受ける「因果応報」---今まで犠牲になった人たちの悲しみや絶望をわからせてやりたいものです。



人は、ビジネスで「命の次に大切なお金」と「価値」を交換しています。
価値を提供できないビジネスは、存続不能ということですし、大した価値がないけど価格はとんでもなく安いとなれば、結局は労多くして儲けなし。
「儲」という字を分解してみると、
「人」「諸」---人が諸々の努力をして、価値を創り出し、儲けを生み出していく「マーケティング」を行う。
「信」「者」---我社が生み出した価値に賛同してくれ、ファンとして息の長いお付き合いをいただく「ロイヤル・カスタマー」を増やすために、全社員が一丸となって顧客活動を行う。



お蔭様で、来年20周年を迎える「営業マインド強化合宿」は、このシンプルな鉄則を幹部から若手の社員さんまで、徹底的に腹落ちしていただくプログラムです。
「営業」という冠がついていますが、目指すは「全社一丸営業体制の構築」ですから、営業以外の総務・経理・製造・品質保証・配送などの様々な部門からお越しになっています。
過去の平均値を見ると、営業部門が65%、営業外部門が35%の割合です。


例を挙げればキリがないのですが、
「貿易部門事務担当の若い女性スタッフが、これまでは事務的な連絡を事務的にこなしていたが、お客様にプラスαの気の利いた一言を言うようになり、他社の取引分までいただけるようになった」
「サブコンの現場作業を担当する職人さんが、元請けの所長から大変気に入られるようになり、常に次の現場の仕事をいただけるようになった」
「これまでお客様のクレームは営業担当の仕事だったが、即座に工場長や品質保証室長が飛んで行ってくれるようになり、受注量が50%アップした」
「配送担当者が、きちんと新商品のパンフレットを顧客の責任者の方にお渡しする様になって、営業担当者よりも多く受注するようになった」
「住宅営業で、既存顧客からのご紹介が激増して、年間受注の50%以上を占めるようになった」
など、枚挙に暇がありません。


目指すは「全社一丸営業体制の構築」です。
キーワードは、「皆で寄ってたかって、お客様に顔を向けた活動をする」です。
消費税アップが2017年4月までジャンプしたとは言え、来年はライバルとのシェア争いが熾烈を極めます。
全員攻撃を確立した企業の勝ちなのです。
「勝利の女神を微笑ます企業体質」を創りましょう!


【 営業マインド強化合宿 】
http://営業マインド.jp/
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2015年<年間計画でのご予約を受付中!コースごとの予定人数でお席を確保してください。>
1月コース 1月20日(火)~22日(木)
3月コース 3月21日(土)~23日(月)
5月コース 5月19日(火)~21日(木)
7月コース 7月7日(火)~9日(木)
9月コース 9月15日(火)~17日(木)
11月コース 11月10日(火)~12日(木)


2014.12.22.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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【「ビジネスマインド」「営業マインド」「人生マインド」】

今週初めに大阪に向かう新幹線車窓から、久しぶりにクリアな富士山を拝めました。
冠雪した姿が一番象徴的な富士山。

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また、遅れ馳せながらも現在日本で最も高い超高層ビル「あべのハルカス」にも立ち寄りましたが、地上60階建て高さ300mからの眺望はやはり圧巻でした。

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7-9月のGDPが下方修正され、景気の減速感が強まり、景気の先行指標と考えられる株式市場も下落。
原油価格が1バレル60円を切るところまで大幅に下落していますが、急激な円安によって相殺されることと、価格の6割が税金ですから、ガソリンの市場価格は少し下げただけです。
また、ここにきて急激な円安を原因とする倒産が激増していますから、やはり行きすぎた円安には問題があります。
105円前後のレンジでの安定感がほしいものです。

まだまだ全体的には楽観的見方が多いのですが、常にリスクには備えておかなければなりません。
政府や日銀が、金融緩和やインフレターゲットの実現に囚われ過ぎると、日本経済が大きな痛手を負うリスクを感じます。
「2%のインフレ率実現!デフレ脱却!」と喜んでいたら、実は輸入品や原材料高で、体力のない企業は市場からの退場を余儀なくされるということになります。
実質賃金が目減りを続けて、インフレターゲットだけが実現していけば、悲惨なことになるでしょう。



世界の垣根がなくなり、グローバル経済の進展によって、経済の影響要因はより複雑化してきました。
前述の原油価格もそうですが、アメリカをはじめとして頁岩層からガスや油を絞り出す技術開発、いわゆるシェール革命。
そして中国やヨーロッパの景気後退による原油の需要減。

明らかに産油国は、原油価格維持のためには減産によって供給量減少の必要がありました。
ところが、OPEC(石油輸出国機構)全体での産油量は逆に増加しました。
価格が下がった分を、増産で穴埋めしようとする国が出てきたり、サウジアラビアのような戦略的視点での増産もあるからです。

産油国にとっては皮肉なことに、原油高騰はシェールガスやシェールオイルの採算を成り立たすことになり、シェール革命を後押しすることになりましたし、その他のエネルギー開発も加速させてきました。

サウジアラビアの戦略的増産は、価格を下落させてでもマーケットシェアを取っておくことと、価格の下落で困窮するロシアやイランを叩くこと、そしてシェールガス・シェールオイルの生産コストを割高にして、新規開発を抑え込もうということでしょう。
OPECとのせめぎ合いで、この先のサウジアラビア産原油の対日売り渡し価格が一段安に向かうのか、まだまだ予断を許さない情勢でしょう。
油や原材料価格がやや下落してホッとしている企業も多いのは事実ですが、先々価格高騰+円安によるダブルパンチを食らうことも考えておかなければ、日本経済も企業業績も深刻な事態になるでしょう。

この先も、あらゆる国の事情や動向に注視しておかなければ、難解な世界経済の予測はできないでしょう。
複雑怪奇な経営環境の中で、強い経営を推進するためには、戦略的手立てを打っておくことが必要です。
そのためにも社員が問題・課題に挑んでいく「ビジネスマインド」・「営業マインド」を高めていかなければなりません。

そのためのベースが、自分の人生をより良く生きるという社員各自の「人生マインド」ですから、それを強化するためのチャンスメイクが必要です。
会社の未来のために、人に対する戦略コストを掛けるのです。
経営者の皆様、強い経営を推進するためにも、社風ブラッシュアップのためにも、是非とも少々のコストと、何より社員の皆さまに「気づきのチャンス」を与えてあげてください。



さて、いよいよ明後日は衆院選の投票日ですが、投票には是非行きましょう。
仮に応援したい候補がいなくても、白紙投票してでも自分の一票を投じることから、日本人としての責任の一端を果たすべきでしょう。
もしも、当日に面倒臭くなりそうなら、明日の内に期日前投票に行くことだと思います。


さて、そう言っておきながら、水を差すような話題ですが、投票締め切りの午後8時の段階では開票作業が始まっていませんから、開票率はゼロ%。
TV報道各社はそれぞれ独自の調査によって、一票も開票されていない午後8時の時報と同時に約200人の「当選確実」のテロップを流すと言います。
事前に行われた電話調査、各陣営の取材によって候補者を支援する業界団体や後援会が固めた票数、投票所での出口調査、無党派層の風向きなどで、大まかな選挙情勢を掴んで分析し、開票と同時に「当選確実」のテロップの発射ボタンが押されるのです。


投票終了の午後8時と同時に当確が出る候補者の多くは、締め切り前にでも流せるほど確実なものでしょうから、速報のテロップの流れる順番は、局の担当者の反射神経次第だと言われます。
言わば「一斉クリック」の結果です。
以前には「当選確実」のテロップが流れて、陣営が万歳三唱をするところがライブ映像で流れた後、当確取り消しとなったこともあります。

担当者のミスタッチなどで誤報となって、結果的に落選となるという悲劇も起きるし、「開票率ゼロでの当確は有権者をバカにしている」という苦情の電話も多いそうです。
とにかく担当者としては、「他社に後れを取ってはならじ」と、選挙管理委員会より先に情報を掴んでいくために、開票所にスタッフを送り込んで脚立の高さ・カメラアングルを開票作業の手元に合わせて、双眼鏡などでリアルタイムに観察して、一緒にカウントしているそうです。



時代はAGILE COMPETITIONです。
あらゆる業界でスピード勝負に勝つことが要求されるのが、現代のコモディティ時代の実情ですが、悲喜交々ですね。
しかし、時代の要求には抗し難いものです。
まさか「トロい」などと言われては、「人生マインド」を磨くことは難しいでしょう。
「すばしっこさ」を磨き、「機敏な立ち回り」を心掛けましょう。

2014.12.12.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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【<見て見ぬフリは止めよう!気づいたら言う!気づいたらヤル!>】

先日、浜町公園のすぐ近くのH社にお邪魔して、特殊技術のことなど色々と情報交換させていただきました。
写真は、先日O議員の観劇チケット問題で話題になった、あの明治座の前の舗道です。(紹介の仕方が宜しくない?!)

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銀杏の黄葉が、晩秋から初冬への移ろいを醸し出していました。
この時期は公園や渓谷など、季節感溢れる場所がたくさんあって、のんびりと眺めに行きたいものだと思いつつ、スケジュールの空きもなく、、。
仕事の移動などで出逢う景色が、貴重な情緒を与えてくれます。
ほんのわずかな隙間の時間であっても、季節を感じる位の余裕は持っていなくては淋しいですね。


古来の二十四節気(にじゅうしせっき)は、一年に24の季節感を持たせています。
概ね月の前半が「節」、後半が「中」で一年に24の季節。
他にも「雑節」というものが、より多くの季節感を加えます。
「節分」「彼岸」「社日」「八十八夜」「入梅」「半夏生」「土用」「二百十日」「二百二十日」など、古の人々の経験則などによって、教え伝えられた知恵でもありましょう。
日本の情緒を大切にしたいと、改めて思います。



そう言えば、H社の社長・幹部とお話していて、とても基本的だけど、とても忘れがちで、大切なことがありました。
幹部のI氏曰く、
「先生、今期のスローガンは<見て見ぬフリは止めよう!気づいたら言う!気づいたらヤル!>なんですよ。当たり前ですけどね。」
「いや、いや、兎角その当たり前のことが出来ていないものですよ。足元をしっかりさせていかないとね。」

同僚の営業用車両が汚れていたり、社内にゴミが散らかっていたり、気が付いている同僚がいても「見て見ぬフリ」というのもよくあることです。
会社のことを真剣に考えたら、ウチの看板背負って動いている車輌が汚いというのは、社員が営業妨害を繰り返しているようなもの。
「見て見ぬフリ」をするということは、まだまだ仕事に対する価値観が低いということだし、汚して掃除もしない社員は価値観が地に落ちているということです。
だからこそ、
<見て見ぬフリは止めよう!気づいたら言う!気づいたらヤル!>
ということが、企業のベーシック・バリューを再ブラッシュ・アップするために重要になるのです。

以前にも書いたかも知れませんが、「気づきの美学」です。
「気づく人は傷つきやすいが、気づかない人は傷つけやすい。」
「人を傷つけていることにも気づかない人」って、結構巷にたくさんいますよね。
組織の中では、意外と大きな病巣にもなりますから、ご注意を。


私は、研修などで、当然この「気づき」というものを重視しています。
教えられて、知識を取得しても、「気づき」のない人には反省もなく、応用も利きません。
まずは「気づき」の重要性に「気づく」ことから、全てが始まります。
あらゆるスキルは、それをスタートラインとしていると思うのです。



今日から選挙モードに突入、OPECの原油減産合意ならずで一段の原油安、消費税増税延期で日本国債格下げなど、景気への影響要因が並び、何かと慌ただしい師走となりました。
インフルエンザの流行の波も押し寄せているようです。
体調管理にもくれぐれも留意され、充実した年の瀬を迎えてください。

2014.12.2.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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