ビジネススキル研究所公式ブログ

株式会社ビジネススキル研究所公式ブログ。鶴田 慎一 主宰。営業研修/ビジネス講演/社員教育/社員研修/方針発表会/各種講演に関する最新情報など。営業マインド強化合宿の情報も。公式Facebook

2014年04月

『<段取り八分>は、ビジネスでもプライベートでもオールマイティ!』

【参加者UさんⅠさんの結婚、縁結び合宿?!】
先週の「営業マインド強化合宿」初日の朝、昨年7月の参加者Uさんからメールが入りました。
『鶴田先生  御無沙汰しております。
昨年の7月に東京で行われた営業マインド強化合宿に参加しましたUです。
実は来月、当時一緒に参加されていたF社のⅠさんと結婚する事になりました。
「営業マインド強化合宿」が縁との事も有り、まずは鶴田先生に報告させて頂きました。
強化合宿は「マインド強化」だけでなく、「縁結びにも効果」があると御宣伝下さい(笑)
これからどんどん暑くなる季節で御座います。どうかご自愛頂きいつまでも元気な鶴田先生でいてください。
今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。』

丸18年やってきた「営業マインド強化合宿」の歴史の中で初の出来事。
「Uさん、Ⅰさん、ご結婚おめでとうございます!」
めでたい、珍しい、凄い!
特にⅠさんは大変な美女でありまして、この新着情報を読んだ同期生から苦情殺到では?!

いずれにせよ、これもある意味での研修効果か?!

「異性を口説く」のと、「お客様を口説く」のは、種別は違えど本質は同じ。
口説くためには、孫子の兵法で言えば、
『彼を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず』≪ 第三篇 謀攻篇 ≫
『彼を知り己を知れば、勝すなわち殆(あや)うからず。天を知りて地を知れば、勝すなわち窮(きわ)まらず』 ≪ 第十篇 地形篇 ≫
「相手(顧客)のことを徹底的に知る努力」と「自分(自社)の実力などを客観する」ことで、優位性やイニシアティブのポイントを抽出する。
そして、広く社会情勢や足元の環境要因を分析・検討して、戦略的業績課題を具体策に展開していく。

これらによって、お客様に対する「我社のお役立ち要件」を確立させて、<段取り八分>に入ります。
八割の圧倒的な緻密な準備・段取りと、二割の実務遂行によって成果は完成領域に達するのです。
ここに死ぬほどこだわることです。
ここで手抜きや安易な妥協があると、苦労した割に成果のない「小さな成功体験」や「原因を他責に求める失敗体験」となってしまうのです。
Perfection is eighty percent planning and twenty percent working.
<段取り八分>は、ビジネスでもプライベートでもオールマイティなのです。



【「指差喚呼」「危険予知(KY)活動」】
日曜日に姫路への出張の行きの新幹線で、名古屋駅に着く直前に、近くの席の方が急ぎ身支度をしていました。
何気なくその人の方に目をやると、声は小さいながらも指差喚呼。
ご存知の通り指差喚呼(しさかんこ)とは、危険予知(KY)活動で安全確認のために、信号・標識・計器などの指差を行い、確実な確認作業をするものです。
「○○、よしっ!」と確認対象の名称と状態を、指差しながら声に出して確認します。

彼は上の棚を指差して小さな声で「よし!」、シートを指差して「よし!」、足元を指差して「よし!」、「うん!」とこっくりと頷いて扉へと向かいました。
私より少し先輩に見える60歳位、きっとこの指差呼称を長年の習慣としてきた製造業や工事業などの方なのでしょう。
経営者か幹部かという感じの人でしたので、実務においても実生活においても、良い意味で愚直に長年やり続けてきたことなのでしょう。

安全確認や操作確認など、無意識の領域で愚直に完璧に100%やることと、その大事さを強烈に意識することが大切です。
指差喚呼を、『指差して「よし!」というもの』と理解したら、「ダメでもよし!」になりますから、この時大変なことが起きてしまいます。

人間である以上は、ヒューマンエラーを全くの0には出来ませんから、その価値観を全社で共有することが肝要です。
意味も意義も強烈に自覚した上の、「愚直なルーティーン」にすべきことです。

また、先週の営業マインド強化合宿を受講していただいた方から、「若い頃に先輩の車に同乗していて交通事故に遭い、先輩は命を落とし、ご本人も大怪我で半年間の入院を余儀なくされた」という経験談を聞きました。
他の参加者にも、昨年受講予定だったのですが、研修の直前に労災事故に遭われて、頸椎骨折というあわや命を落とす大怪我をされた方もいました。
その月は急きょ代理の参加者を立てて、半年繰り延べで今回来られたのでした。


この新着には何度か書いていることですが、「1つの重大トラブルの影には29の小さなトラブル、300のヒヤリハットが隠れている」というハインリッヒの法則です。
そして、そこにはほとんどの場合、某かのヒューマンエラーが存在するのですから、安全確認や操作確認などは意味も意義も強烈に自覚した上で、「愚直なルーティーン」にしなければならないのです。



【労災事故は親の仇】
私にとって労災事故とその原因となったヒューマンエラーは、事実上の「親の仇」です。
私の父は、私が中学生になったばかりの4月に他界しました。
父がまだ独身だった若い頃、複数の同僚の重なるヒューマンエラーでの労災事故が遠因でした。
つまり、その事故の古傷から皮膚がんを発症し、長く壮絶な闘病の末にこの世を去ることとなってしまいました。
本人の満42歳の誕生日の前日でしたから、本当に無念で思い残すことだらけだったでしょう。
父の口から恨み言が出たことは一度もないと聞いていますから、私には逆にそのことで一層余計に腹立たしく恨めしく感じるのですが、、。

指差呼称、KY教育、、あらゆることをしつこいほどやっていても0にはできない労働災害ですから、そんな事故のたくさんの事例・実話も詳しく共有しておきたいものです。
残念ながら、先日韓国で大きな船舶事故が起きてしまいました。
しかも、改造や過積載や人命救助の放棄など、これはもうヒューマンエラーの領域をはるかに超えていますから、関係者は続々と逮捕されています。
被害者家族はもちろんですが、憤りを感じない人はいないでしょう。

2005年(平成17年)4月25日に発生したJR西日本の福知山線列車脱線事故も、9年経ってもまだまだ昨日のことのように思い出されます。
乗客と運転士合わせて107名が死亡という大惨事は、日勤教育というとんでもない社員教育も間接的要因として問題になりました。
(いや、これは断じて「教育」ではありません)
これらは決して風化させてはならないことです。


【時に「権力」は、その優位性によって「恐怖のマネジメント」を展開する】
経営陣はじめ管理者層が、マネジメントの「意味」「意義」を自覚しなければ、時に「権力」はその優位性によって「恐怖のマネジメント」を展開してしまいます。
簡単な話です、相手の立場に立って、「自分がやられたら、どうなるか」を考えてみれば解ります。
「マネジメントとは率先垂範」=「模範を示して、背中で教える」ことだと、経営者を筆頭に再認識していただきたいと願います。
再認識しようにも「自覚」がなければ、「自分は違う」と思ってしまうでしょうから、周りの本音を聞き出すことから始める必要があります。

会社の中に、「社員の命」より大切なものなど存在しません。
もしも「社員の命」より他に大切なものが存在しているとすれば、そのこと自体がその会社の将来の倒産リスクです。
この根幹の「価値観」が「悪しき経営思想」を形成して、どんどん「悪循環のエントランス」に突き進むことになるのです。
ご賛同いただける経営者の方は、営業マインド強化合宿の見学にご招待したいと思います。
HPからお問い合わせいただければ幸いです。

2014.4.30.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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『「靴は夕方買い」、「共感性・思想共有のための自己変革は、即買う」のが鉄則』

【「復活ラウンド」】
先週は指導先の会議の後で、社長の別荘でのバーベキュー・パーティにお誘いをいただいていました。
残念ながら、翌日は朝から東京でのマーケティング研修だったため、泣く泣く不参加。
ああ、みんなバーベキューで盛り上がったんだろうなー。
半年前に日程調整して頂けるといいのだが、、、。
また、このところしばらくは出張ラッシュで、明日からの「営業マインド強化合宿」を挟んで、東へ西への毎日です。
でも今週末は、若干の「スケジュールのムリ」と「肩のムリ」を押して、二年半振りのゴルフに行くことにしました。
復活ラウンドです!


【「エクストリーム出社」】
『エクストリーム出社は、早朝から観光、海水浴、登山などのアクティビティをこなしたのち、定刻までに出社をするエクストリームスポーツ。また、リフレッシュを主目的としてレジャーを楽しむ、早朝から出社までのプロセス。この場合、スポーツとしての競技性はともなわない。エクストリーム出社のプレイヤーは、一般的な通勤者と区別して、出社ニストと呼ばれる。』(ウィキペディア)
ま、エクストリーム出社というところまでの元気はないのですが、流石に2年半振りのゴルフですし、しかも今回は早朝のトップスタートともなれば、「他人に迷惑を掛けてはいけない」と朝練に行ってきました。
しかし、明らかに飛距離は落ちているし、まだ少し肩の痛みがあって振り切れないけど、何とか記憶を取り戻しておかなければと頑張ってきました。
どうなることやら、、次の「新着」で何も書いていなかったら、何も聞かずにそっとしておいてくださいね。



【「私の練習法:バーチャル・ラウンド」】
お勧めの練習法があります。
滅多に行けない練習場で、私がやる「練習法」を書いておきたいと思います。
知っている人には何でもないことなのですが、これはお勧めです。
まずはストレッチをして、ミドルアイアンからドライバーへ順番に番手を上げて、次にだんだんサンドウエッジまで番手を下げていき、ウオームアップで打っていきます。

そこで一休みして、水分補給してから、知っているコースのイメージを描き、ドライバーを手に打席へ。
「バーチャル1番ホール・ティーグラウンド」に立ち、目標にする練習場の鉄骨の柱を決めます。
そこをフェアウエイセンターに見立てて、左何本目・右何本目までフェアウエイ・キープで、そこから先はラフで、その先はOBと仮決め。
第一打の結果で、どんな場所から第二打を打つのかが決まり、次のクラブ選定と次の目標決め。
そうやって、グリーンにオンするところまで、一打ずつクラブを変えながら、打っていくのです。
「2オン」だとか「3オン」だとか言ってはみても、あくまでバーチャルですから、アバウトな話ではありますが、バーチャル・ラウンドは効果的練習法だと思います。



【「勝負の仕事には、強烈な執着」】
練習場の打席で、同じ席で同じスタンス・同じグリップで打ち続ければ、誰でも微調整しながらナイスショットが打てます。
しかし、実際のラウンドは一打一打が一度限りのチャンスですから、成功でも失敗でもイメージの中で次のショットに向かうようにすれば、より緊張感のある練習になります。
練習場の打席でも、仕事でもこれは同じでしょう。
目の前の一回きりの「勝負の仕事」という認識を持てば、「心構え」も「事前準備」も「集中力」も、なにより成果を出すための「強烈な執着」に違いが出るのです。
ヘタッピ・ゴルファーがちょっと格好をつけてしまいましたが、きっと仕事にも活きることですから、やったことがない方は是非お試しください。



【「靴は夕方買う」のが鉄則】
去年の誕生日に靴のお仕立て券を頂いていたのですが、さほど遠くもない銀座のお店になかなか行けずに半年が経過。
コロッと忘れていた訳ではないのですが、行くたびに計測やフィッティングに一時間掛かることを知っていたので、銀座に行ってもつい「またにしよう」ということに。
それと、身長は朝から少しずつ小さくなり、足のサイズは朝からだんだん大きくなりますから、時間帯が夕方でないといけません。
「靴は夕方買う」のが鉄則なのです。
そして、ついに先日、銀座に行ったついでに、そのお店に行って来ました。
お店といってもビルの3階の一室で、あるのは靴のサンプルと計測器に応接セットで、既成の靴は売っていません。



【「フル・オーダーメイド・シューズ」】
考えてみると、過去にセミオーダーの経験はあるものの、フル・オーダーメイド・シューズは今回が初体験。
ま、はっきり言って価格的に手も足も出ないということですが。
さて、予約の時間にお店に行き、まずは足のことや靴のことについて、ゆっくりとカウンセリング。
それから暖かいフットバスに足を入れ、靴下の繊維などの異物を取り除きます。
その後、3Dスキャナーで立位と座位の足の精密な形状の撮影と計測です。
アッパーデザインとラスト(木型)形状、皮革の種類と色、アウトソールの仕上げなど、デザインも詳細まで詰めていきます。



【「職人の技」には時間も掛かる】
画像とミクロン単位の計測値に基づき、私だけのオンリーワンの木型と、後で一体構造となるインソールができるまでに約二週間。
次にその木型とインソールから作られたビニール製のチェックシューズでの仮合わせをして、微調整をします。
それから靴ができるまでに9週間で、もう一度最終適合確認をしてから完成ですから、3ヶ月以上に亘る物凄い長旅ですが、「職人の技」には時間も掛かるのです。
しかし、私だけのオンリーワンのものが出来上がるのは、とても楽しみです。



【「フィット感」を大事にする】
贅沢を言えばキリがないことですが、スーツでも何でも「カスタマイズ」の「フィット感」は素晴らしいものです。
社員教育も、組織戦略も、諸制度もそうです。
今の我社における「フィット感」を考えていかないと、合わない服を着たり合わない靴を履くことになります。
腰痛や膝痛などの病気の原因を探ると、「合わない靴」であることも多いといいます。

社員教育・組織戦略・諸制度が「フィット感」のあるものであるか否か、社員の気持ちやモチベーションを大事にして考えていくと、それは「業績向上システム」として機能するものとなります。
逆に、それを考えずに「愛のない効率一辺倒」や「長期的展望のない思いつき」、「他社の猿まね」「無思想なベンチマーク」では、「社内混乱システム」となってしまうでしょう。


とてもシンプルなことです。
「これをヤレ!」という強い業務命令よりも、「こうなりたいから、これを一緒にやらないか?!」の方が、人は動きます。
「俺は」「お前は」という共感性を感じない言葉より、「俺たちは」「我々は」という言葉が思想共有を進めるのです。
もう一度、今の我社の姿を客観して、「真の業績向上システム」として機能する形かどうか、チェックしてみていただきたいと願います。

共感性・思想共有をチェックするのは、今日でも遅くはないのです。
「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」のですから、過去に戻ってやり直しはできないけど、明るい明日は自分の前向きな変化で創れるのです。
「靴は夕方買い」、「共感性・思想共有のための自己変革は、即買う」のが鉄則です。


2014.4.21. 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝
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『「STAP社員」「STOP社員」にならないための「組織活性化教育」』

【「新入社員の季節」】
この4月は毎年恒例の新入社員研修の季節。
しばらくは街を歩いていても、初々しく「希望と不安が相半ば」といった新入社員たちの姿が目につきます。
4月中は一目で新人の見分けがつくことが多いのですが、ゴールデンウイークを過ぎた頃からだんだん見分けがつかなくなってきます。
社会への第一次順応期間は、約一ヶ月間というところでしょうか。
大なり小なり組織の看板を背負わせていくのですから、出来得る限りの基礎教育はやっておかないと、「新人本人の不安」も「組織の不安」もぬぐえないことになります。



【やはり「教育はABCから」】
私は通常、「経営戦略」「マーケティング戦略」「新商品開発」「営業研修」に携わることが多いのですが、特にこのシーズンは毎年、新人・若手指導に伺う企業や金融機関や業界団体があります。
研修内容は、「総合的な新人教育」から「営業基礎研修」まで様々ですが、いずれにしてもまずは社会人のABCから。
A---当たり前のことを
B---バカにしないで
C---チャンとやる
これこそが大切なことです。

「挨拶」「お辞儀」「返事」にはじまって、
「そもそも学生と社会人の違いとは何か」
「新人の心掛け」
「働くということ」
「仕事観・職業観・価値観」
「大人とは何か」
「人財⇔人材⇔人在⇔人罪⇔人災」
「ホウレンソウ・コミュニケーション」
「上司が感じる部下への不満」
「叱られ方」
「ビジネスマナー・エチケット」
「身だしなみ」
「名刺の受け渡し」
「来客応対」
「敬語の使い方」
「電話応対」
「ビジネス文書」
「e-メールの常識・マナー」、、、
やるべきことは「当たり前のこと」ばかりです。

しかし、その当たり前を上司や先輩社員がどの程度徹底できているかというと、不安がよぎる企業も多いはず。
「○○研修に派遣した」という「既成事実」だけで、充分な教育ができていると思うのは、教育がマスターベーションに陥る危険をはらんでいます。
私には、社内フォローが不足している企業が圧倒的多数だと感じます。



【「新入社員研修会」】
先日も都内で、ある業界団体の新入社員研修会を行いました。
もう10年以上毎年伺っているのですが、北海道から九州までの全国の加盟組織から毎年50~60名程度が集まって開催しています。
ここでは新人と共に半数近く、既に1年以上のビジネスキャリアを持つ人が集まります。
「初心に返って、基本を再確認・再認識してきなさい」ということです。

上司から「研修に行って来い」と言われれば、「えっ?!何で私が新人研修?!」という反応になるはずですが、やはり研修を受けてみると納得できる方がほとんどです。
私自身が毎年毎年初々しい新人君たちに刺激をもらいますから、こういう時に上司や先輩も初心に返るいいタイミングです。



【「STAP社員」「STOP社員」】
先々週は日刊ゲンダイ、先週は週刊ポストの取材を受けました。
取材内容は、今や時の人となった「小保方さん」でしたが、STAP細胞やSTAP現象についてではなく、「ウチの会社にもいるいる小保方さん」という中高年男性サラリーマン向け雑誌ならではの軽いタッチ。
取材は記者会見の前日で、彼女について何を断言するものでもないことでしたが、雑誌の切り口は往々にして「○○さん的な」ということになります。

まだ小保方さんのねつ造疑惑が確定もしていないし、晴れてもいない段階ですが、「200件の実験成功」や「名前は明かせないが、インディペンデントの成功事例がある」など、世間から見れば腑に落ちないことばかりです。
とは言え、この研究の実用化によって、病からの解放を期待する患者の方も多いのですから、出来れば真実であってほしいとは願うところです。

先日の日刊ゲンダイの取材同様、私が自分で記事を書くのではなく、記者が取材内容をコメント構成で記事にしていきます。
ですから、細かな表現や言い回しなどは雑誌が発売されてみないとわかりませんが、、、。
本日発売のはずですので、宜しければチラっとお読みになってみてください。

動物の体細胞を「弱酸性液」に浸すだけで、細胞が分化の記憶を消して「初期化」するという「STAP細胞」。
ほんのちょっとした「ストレス」でも、すぐに「初期化」してしまう「STAP社員」が増えているともいいます。
また、過保護な家庭環境から社会の荒波、いや社会の小波にさらされただけでも停まってしまう「STOP社員」も増えています。
「STAP社員」「STOP社員」にならないためにも、しっかりと「新人研修」「若手研修」で「哲学」「価値観」を伝授していくことが大切だと思います。


「ナレッジ」「スキル」が重要なのは言うまでもないのですが、「感じ方」「想い方」「考え方」「正義の尺度」から体得させていくことです。

夏までに新人と若手の社員を一緒に集めて、「若手社員戦力化研修」を企画されるのも効果的です。
若手が育ち、ハツラツと頑張れば、組織は必ず「活性化」します。
「組織活性化」は、どんな組織にも永遠のテーマです。
日程さえ許せば、私が会社に伺って直接ご指導いたしますので、お気軽にお問合せ下さい。

2014.4.14.
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『「素晴らしい新社屋」と本物の「経営管理」』

【「練りに練った新社屋」】
先日、都内の指導先T社の新社屋が竣工しました。
「新築だから、キレイで当たり前」と言いたくなるところでしょうが、とにかくスタイリッシュで美しいビルの完成でした。
そして何より、この本社ビルに込めた「社長の思想」が美しいのです。

同一規模のビルとは比較にならないほどの費用を掛けたのですが、「とにかく社員のためという想いを随所に盛り込んだ結果、少々高くなってしまった」と社長談。
設計・外装・内装の美と、社員はじめ近隣の皆さんの気分まで、とことん考えてこだわった上の姿です。

そして、キャビネットや机・イスの選定も、「社員の健康が第一!」と社長自らスイスやドイツや国内メーカーを巡って、最高の物を発注してきたそうで、会社で腰痛を訴える社員がいなくなったといいます。
確かにデスクでも会議室でも社員食堂でも、抜群の座り心地のイスで、そのメーカーでは過去最大の大量発注・大量導入だったらしく、メーカーの社長がわざわざスイスから導入後の様子を見に来たとのことです。

昼休みのほんの10分少々の昼寝の効用は皆さんご存知だと思いますが、当然社内にはシエスタ・ルームも備えています。
常に頑張っている姿を社員に要求する経営者も多いものですが、「休息すること」や「体に負担の少ないイス」などは、社員が「いい仕事をする」ための「心と体のケア」であり、「舗装状態のいい助走路」のようなものだと思います。

社長曰く、
「満員電車に揺られて通勤して、会社に着いた時にはすでに疲れているし。食べ物も偏りがちの食生活を送る人も多いし、会社の食堂で新鮮な野菜をサラダバーで食べ放題にして、私が社員の健康を守るんだ!」
と、社食のサラダバーは新鮮野菜食べ放題。
メニューも一週間毎日違うものを食べられるようにと、バリエーションを増やしていますし、激安なのがまたいい。

「たかが社食のサラダバーの野菜食べ放題」などと考えるのは、些か浅いですね。
その根底にある「社員への想い、そして愛」、「心から社員を想う経営思想」こそが凄いのです。

独身者には全国の支店に寮があり、その支店の支店長の奥様が寮母さんを務め、凄くアットホームな環境で若い社員さんの面倒を見ているそうです。
本社の屋上には、フットサルやテニスのコートがあり、アフター5には多くの社員がいい汗をかいています。
この会社では、一流で一人前の社会人を育て上げていく「知育」「徳育」「体育」「食育」が揃えられています。
業績も極めて順調で素晴らしいレベル、全てが順回転している素晴らしい「理念実現の経営モデル」だと思います。

やり方・手法を模倣するベンチマーキングで、いい会社にするためのノウハウ・ハウトゥみたいなものを欲する方も多いものです。
それだけでは形は整って見えるが、肝心の心が感じられない。
「理念を本気で実現する経営哲学」をモノにしなければ、本物の強い組織になるのは困難でしょう。
「顧客第一主義」は方便であって、「従業員第一主義」を追求するから、社員の心が「顧客第一主義」に向かうのです。
「頑張って顧客第一主義を実現させろ。そうすれば、お前たちも少しは潤う。」では順番が違います。
皆が「いい仕事」「お客様を喜ばす仕事」「お客様に感動を与える仕事」をしたくなるような、「社風」「環境」「人間関係」を創り上げていくことが、本物の「経営管理」ではないでしょうか。


【T社新社屋、トワイライトに浮かぶ美しい姿】
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(見学ご希望の場合は、株式会社 ビジネススキル研究所まで。)


【「衝動買い」】
一方、私はと言うと、話はかなり小振りな「衝動買い」。
腕時計はいくつか持ってはいるものの、以前から「停まらないソーラー」「狂わない電波」の魅力は感じていました。
先月のある日新聞の紙上広告に、そのソーラー電波時計の最新モデルが出ていました。
「おおーっ、いいなー。欲しいなー。いや時計はいくつもあるしもったいないなー。そうだ見るだけ!」
と、売り場に出掛けて、即購入。
行って、見て、触ってしまえば、抑制が効かない自分のことは知っているのですが、自覚が今一つ不足。
「停まらない」「狂わない」「やる気が出る」「時々おもちゃにもなる」
とんでもない高級品でもないし、とても気に入ってしまったし、幸せな気分が味わえているから、この衝動買いは良しとするかー。
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2014.4.7.
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