ビジネススキル研究所公式ブログ

株式会社ビジネススキル研究所公式ブログ。鶴田 慎一 主宰。営業研修/ビジネス講演/社員教育/社員研修/方針発表会/各種講演に関する最新情報など。営業マインド強化合宿の情報も。公式Facebook

2012年06月

『ポジティブ・サイコロジー(前向き心理学)』

14日に大阪に移動して「営業マインド強化合宿」、17日夜に新幹線で新八代経由で人吉に入り「中小企業大学校 管理職研修5・6月で6日間コース」、21日から福岡移動で企業内の幹部研修と、10日間に亘る遠征が続きまして、流石に疲れ果てました。


途中17日に、以前のお役立ち情報に書かせて頂いたコンサルタントの神戸健二先生(2011.11.29.新着)の訃報が入ってきまして、大変なショックでした。

出張に出掛けた14日の東京駅に向かうタクシーの中で、運転手さんが「お医者さんが、この時期は気候的にも死ぬ人が多いんだと言ってました。実はウチの女房も、、、」と湿っぽい話をされていたのを、これを書きながら思い出しました。

後で考えてみると、神戸先生からのメッセージだったのかなと思ったりもします。

改めてここで、心よりご冥福をお祈りいたします。



長期療養中の中でも、昨年11月の末には新宿で美味しいお酒を酌み交わしながら、「上杉鷹山に匹敵する『恩田木工民親の<日暮硯>』も書いてよ。僕の郷里の誇りなんだから。」とおっしゃり、「僕は今は治療に専念するから、鶴田さんが書いてよ。」ということになりました。

2011.12月7日・9日の二回に分けて、新着に<日暮硯>を書かせて頂きました。

その後は「信州松代の真田幸広と恩田木工の墓参りに行こう。」と約束し、その後の闘病の様子やスケジュールなど、メールでのやり取りが続きました。

松代での墓参りとお酒と蕎麦の約束、、そして、お会いするたびに仕事の「現場力」の話で盛り上がったのが、脳裏に焼き付いています。

近いうちに神戸先生の「魂」とともに、信州松代に行ってきたいと思います。



旅立ちの日の14日の新幹線車中は、乗客の90%以上が眠っていて、「皆さん、お疲れなんだなー。」と現代のストレス社会が投影しているようにも感じました。

トイレに立って席に戻ると、私の真後ろに体重を<トン>で言えそうな巨体の人が、まるで猛獣のようなイビキをかいて寝ていました。

すぐにイヤホンを突っ込んで、音楽を聴きながら仕事をしていたので、気にしなくて済みましたが、、。

私はいつも新幹線の中など、移動中の時間に仕事をしていることが多く、そのメリットは「時間が経つのが滅法早い」こと。

常に物事のプラスの側面に照準を合わせていく「ポジティブ・サイコロジー(前向き心理学)」で思考すれば、移動や待ち時間などのネガティブな時間も前向きなものに変化していきます。

「お客様からのクレーム」→「我社への信頼度を高めるチャンス」、「上司に叱られた」→「自分のレベルアップへの期待の表面化」、という捉え方ができれば、いつもポジティブな出来事に囲まれていることになります。



さて新大阪に到着して、いつものホテルにチェックインして、部屋に入ると「?!、やけに寒い!」。
エアコンの設定温度を見ると「23℃」。

外から到着されたお客様が、涼しく感じるようにということかも知れないけども、この電力危機の中では「社会正義を根幹に据えてこそ、正しいビジネス」でしょう。

その後しばらく部屋で仕事をして、FAXを一枚送信してもらおうとフロントに行き、待っている間に風邪を引きそうなほど冷房が効いているロビーをすぐに退散。

後で「部屋もロビーも、あんなに冷やしているのは、常識を疑われますよ。まずは、ホテルスタッフの制服をクールビズ対応にしないと、皆しっかりとスーツ着込んで、ネクタイ締めていてはできませんよ。」と伝えました。

流石にすぐに設定温度は上がっていたようなので、対処していただいたようですが、ホテルスタッフの制服をクールビズ対応にしないと、いい仕事はできませんね。



政府は「なし崩しの原発再稼働」に大きく舵を取っていますが、全国の電力事情を考えれば、ポロシャツなどでのクールビズ対応は、以前「未常識」だったものが、昨年来「常識化」したもので、徹底的に実践すべきことです。

「ブラックアウト」が起こった時は言うまでもなく、「計画停電」の実施だけでも経済には大きなダメージを与えます。

私は昨年来、啓蒙のためにもスーパー・クールビズを実践していますし、先日伺った福岡の会社では、凄くセンスのいいポロシャツ・ユニフォームにしていました。

人も服装も「爽やかさ」を求めていきたいものです。



話は変わって、また新幹線車中に戻るのですが、座席の前にあった既に先月読んだ「WEDGE6月号」の見出しに目がいきました。

メインキャッチに「来るか地熱発電ブーム」、そうです、日本の地熱資源量は世界第3位なのです。

日本は世界中のプレートの収束点であり、火山国であることでの災害が多いことは周知の事実ですが、ポジティブ・サイコロジーで考えれば、大変な潜在エネルギーを保有しているのです。

地熱資源の多くは「国立公園・国定公園」にあり、自然破壊を防ぎつつ規制緩和をしていかなければなりません。

縦割り行政で「電源を確保したい経済産業省」VS「自然を守る環境省」という綱引きをしているような時ではないし、あの原発大事故を経験しても「CO2排出ゼロ」「廃棄物ゼロ」のクリーンエネルギーよりも、原発再稼働を重視している日本政府には諸外国からも奇異な目を向けられているでしょう。

無論自然破壊を容認するのではなく、両立させた上でコスト・パフォーマンスも高めねばなりません。

地熱発電のコスト高を指摘する人もいるようですが、原発事故の処理費用や未だ確立されていない核廃棄物の処理など、将来に先送りされているリスクの想定コストを考えれば、地熱発電はとても安価で安心なエネルギーのはずです。


しかも、地熱発電技術やタービンなどの製造技術では、日本は圧倒的に世界をリードしているのです。

政治家も官僚も、もう「できない理由の作文名人」を卒業して、「できる方法を機敏に決めて、すばしっこく展開する人」になってもらわないと、本当に困った国になってしまいます。


以前TV番組でもやっていましたが、アイスランドでは地熱発電でできた温水をパイプラインで街に送り、各家庭は温水暖房完備でした。

アイスランドというくらいですから、とても寒い国ですが、温水による輻射熱ですから体にも全く無害な暖房で、TV画面に映っていた初老の紳士は部屋の中で半袖Tシャツだったのを覚えています。

日本の技術は世界一なのです。

このおじさんが半袖でいられるのも、ほとんど日本の技術で作られたプラントから生まれた電気エネルギーと余った温水の恩恵なのです。

私たち一人一人が誇りを持ち、声を上げ、行動を起こしていけば、この国を三流国に陥らせることはないはずですし、世界に貢献する国家として大きな価値を示すことになるでしょう。



人吉から博多に移動する前に、人吉城の人吉城歴史館に立ち寄ってから、九州新幹線新八代駅に向かいました。

人吉城歴史館の中に謎の地下室があり、とにかく寸暇を惜しんで、それを見たいと思い行ってきました。

また次回にでも少し書いてみたいと思っています。

2012.6.25.  ビジネススキル研究所  鶴田 慎一  拝

『偉大なる素人』

先日、「サービス付き老人ホーム:入居資格60歳以上」というTV番組を観て、「元気に走り回りなからも、だんだんと数年後にはこんな権利が手に入っちゃうんだ。」と、軽いショックと半世紀を超えた人生の少しの感慨。

そういえば最近、友人から「俺もあと何年で定年退職だ。」などというしみじみしたセリフを聞くことも増えてきました。

自ら引退しない限り退職のない私は、「生涯現役ピンピンコロリだ!世の中のために、まだまだ働いて、まだまだ遊べ!」と叱咤激励する訳ですが、、。

「子供叱るな、来た道じゃ。年寄笑うな、行く道じゃ。」という言葉もありますから、加齢とともに色々な障害も出てきます。

しかし、その時々の年齢や環境における人生、出来得る限り楽しくて素敵な生き方を実践していきたいですね。



前述の老人ホームというのは都内の最新モデルでしたが、住居に医療・介護・食事などのトータルケアが付いているというものでした。

世界最速の超高齢社会(高齢化率21%以上とWHOが定義)である日本は、プラチナ世代(シルバーよりこちらがいいですね)の方に対するビジネス・モデルが続々と登場し、また進化も遂げています。

先進諸国や急成長している国々では、高齢化問題が徐々に深刻化しています。

例えば中国では、まだパーセンテージでは超高齢に届かなくても、分母の数が大きいですから、「大金持ちの数」でも「ご高齢者の数」でも、その絶対数は既に日本の人口を超えているのではないでしょうか。

日本の「プラチナ世代向けビジネス・モデル」は既に、超高齢社会先進国として輸出を推進すべき経済活性化モデルということができるでしょう。



例えば、女性用生理用品メーカー(もう専業ではないです)のユニ・チャームが、既にアジア諸国にナプキンの普及から、介護用紙おむつへとバリエーションを拡げるなど、着実にトレンドを掴んだ成長をしています。

使い捨てイメージの強い商材が主力ですが、自助排泄処理装置の開発なども軌道に乗り始めて、ネクスト・ステージの追求にも余念がないようです。

他社の例でも、寝たきりになっている方のための「自動シャワートイレ付の介護ベッド」の開発の話を聞いたのは、もう5年以上も前のことでした。

ネクスト・ステージの追求は、元気な会社が一層元気な会社であり続けるための強烈な生存欲求の現れです。



私は、よく企業の指導や人材育成のお問合せをいただいた際に、「専門の業界は?」とか「専門分野は?」と聞かれることがあります。

余程「その道で食っている」という専門家が多いのでしょう。

ある意味で斬新なアイデアで新しいものを創ろうとしている時に、「○○が専門で、過去の成功例は○○」「経験上○○が答」ということは、採寸もしないまま「既製服をあてがわれている」ような側面も感じます。

あえて恰好をつけるならば、「専門は徹底的に幹部や社員の方々と、プライオリティー(優先順位)の高いテーマを考え抜いて、徹底的に具体策を磨き上げて、強い会社にしていくことです。」と言いたい感じです。


効率という側面で考えると、私の場合は1日の指導や研修の準備に3日も4日も掛けることも珍しくはないので、非常に非効率な側面もあります。


昔話になりますが、先輩コンサルタントから「俺たちの仕事は、まず効率的に自分が儲けるビジネス・モデルを作らなきゃだめだ。」と言われたことを思い出します。

若干悩ましくもありますが、凝り固まった形で利益効率を上げていくというスタイルにはやはり合点がいかないものです。

MISSIONは、「顧客に提供する最大限の効果にこだわる」ことですから、効率は効果の次のテーマなのです。

大切なのは、自分の「ありたい姿(夢)」「あるべき姿(ビジョン)」にとことんこだわって、「自己に対する創造性」をフル回転していくことだと思います。



先日もある会社で、私が「○○なんてことも、大きな検討材料じゃないの?!」と言うと、社長はじめ幹部の面々が「何十年もこの道でメシ食ってきたのに、そんなこと誰も考えもしなかったよ。」と言われました。

「専門バカ」なんて失礼な言葉もありますが、何でもそこにどっぷり浸かって解っていれば解っているほど、視野は狭くなり視界は不良になるという反作用も起きてきます。

しかも、プロ意識が強いほど素人の意見には懐疑的でしょうが、あえて私は自分のことを『偉大なる素人』と呼ぶことがあります。

ピュアな気持ち・フレッシュな目で、もう一度自社の業種・業態・業界、そしてドメイン(生存領域)を見つめ直してみてください。

きっと新しい「?」や「?!」や「!」が浮かんでくるはずです。

私たちの脳の未使用部分は、90%以上だといわれる位ですから、思考を停止させずに徹底的に考え抜いていくことです。



昨日は都内でのセミナーで、明日からは「営業マインド強化合宿」大阪コースのために、大阪入りです。(というか、最近は大阪にいることが多いですね。)

お蔭様で17年目に突入で、10年以上続いている公開研修は滅多にありませんから、節目を迎える度に感慨もひとしおです。(ご派遣を検討される経営者で、ご希望の方にはご見学無料ご招待しますので、本HPからご連絡ください。)

さて今回は、そのまま熊本・人吉の中小企業大学校で「管理者マネジメント力強化講座」で、5月・6月の2回に分けて計6日間の研修の仕上げに行ってきます。

次には福岡での講演が入っていて、10日間を超える過密なスケジュールです。

肉体的にも脳ミソもかなりしんどいとは思いますが、自分の中のコアの部分に「楽しい」「面白い」「ワクワクする」という感覚がある限り、若々しさ・元気さ・思考力がますます醸成されていくのだと思います。

「54 YEARS OLD...」改め、「54 YEARS YOUNG!」です!!



2012.6.13.  ビジネススキル研究所  鶴田 慎一  拝

「ABC理論」続編

先日、中身のタコが大きくて有名だった記憶のある「○○だこ」のたこ焼きを食べて、1つ目を口に入れて「?」、2つ目も「?」。

「タコがない!」

3つ目を口に入れて噛むと、「いた、タコが、、、しかし、小さい。」

しかも、「近日値上げの予定」とのこと(もう値上げしているかも)。

確かに昨年来から、輸入の冷凍ダコが品薄で高いというのは知ってはいたけど、これほど極端に品質を落とすとは姑息なやり方だし、品質を落としてほぼ同時に値上げするのは不味いやり方だなーと感じました。


消費者のニーズに応えようとするなら、「安全」「旨い」「安い」を鼎立(ていりつ=3本の足で立つ)させて、そこに「サービス」「ホスピタリティ」をも確立させたいものです。

それはある意味での「矛盾との闘い」になる訳ですが、並び立たせるためには「サービス」「ホスピタリティ」は頭と心を使えば、ほぼ原価ゼロでできることです。

「安全」「旨い」「安い」の鼎立は、出来得る限りの方法論は駆使するにせよ、価格競争が行き過ぎてしまえば、品質低下や偽装などの違法行為に走ることもあるのはご存知の通りです。


エビはタイの大洪水の影響で、タコは西アフリカの漁獲制限で水揚げが大幅減となったのは、記憶に新しいところです。

需要と供給のバランスが崩れれば、相場がすぐに変動するのは当然の話です。


しかし、ヨーロッパでの消費が伸びていることも、その一因として挙げられていることが少し不思議でした。

何しろタコはデビル・フィッシュと呼ぶ位ですから、食べないという国も多いと記憶していました。

そこで少し調べてみたら、やはり「日本人が世界一のタコ好き」ということは予想通りで、他にもお隣の韓国や香港・フィリピン、ヨーロッパのイタリアやスペイン・ポルトガルetc.、中南米などと、タコを食べる国は意外に多いのですね。


まあ、宗教上の理由で食べてはいけないという物は、各宗教で肉・海産物・野菜・昆虫・人肉(カニバリズム!)、、、と様々ですが、我々が生きていくために多くの殺生をしていることも事実ですね。

食事の際の「いただきます。」は、食事をいただくというよりも、本質的には「命をいただきます。」なのです。

自分の命を永らえるために、犠牲なってくれている多くの命に感謝するということですね。



近年、化石燃料をはじめとして、鉄やレアメタル・レアアース、水産資源とあらゆる資源の問題がクローズアップされてきました。

科学の進歩と共に、エネルギー問題などは劇的・画期的変革を遂げるのだと思いますが、問題は「今をどうするか」ということで、そこに行くと議論が分かれるところで、原発再稼働の問題は極めて象徴的です。

これは米軍基地移転問題と実によく似た構造です。

「立地している地域は気の毒だ。でも、自分の街に来ては嫌だ。」「本当は反対だけど、仕事がなくなるのは困る。」という矛盾が多く存在します。


言い方は良くないのですが、これが「シャブ漬け行政」の結果としての姿なのです。

「立地を了解するために、町の困窮した財政に支援する。」「交付金が毎年入ってくることで思考が停止して、他の方法での町の活性化のことが検討されなくなる」など、「依存したくはないけど、他に何の方法もない。」と結論付けられ、思考が停止してしまうのです。

日本に唯一の存在だと思いますが、沖縄には「米軍基地への就職予備校」があります。

基地問題との矛盾の中で、若者の就職機会も少なく、やはり基地に就職した方が待遇もいいということで、基地就職を目指すことになります。

普天間基地返還は、問題のオスプレイが街中に墜落してからでは遅く、すぐに実現させて頂くテーマですが、尚且つ返還後にいかに多くの雇用を生み出すかという跡地活用のプランニングも進めておくべきことです。

基地返還という「結果」が出てから、「さて、どうするか?!」ではなく、「結果」を出していくプロセスにある今だからこそ、「返還→即日施工開始」となるようなアイデアを考え尽くしておく必要があります。



先日も書きました「ABC理論」は、心理療法家アルバート・エリス(Albert Ellis)によって論理療法の基本的なモデルとして発表されたものです。

A「出来事」からC「結果」の間に、B「考え方・信念」つまり「思考」があります。

この「思考」が良いものであれば、結果に対して良い感情が生まれ、悪い思考であれば悪い感情が起きます。

結果としての「C」は、人間に問題や悩みをもたらすものですが、原因である出来事「A」そのものではなく、それをどう受け止めるかという「思考や認知の仕方」の「B」が重要なファクターなのです。

つまり、出来事「A」そのもので「心を痛めたり」「気分が落込んだり」「思考が混乱する」といった結果「C」にはつながるのではなく、結果「C」に辿り着かせているのは考え方「B」であるというのが、論理療法の考え方です。

「B」は、非合理的信念・思考(イラショナル・ビリーフ)と合理的信念・思考(ラショナル・ビリーフ)に分けられ、非合理的信念・思考が人の悩みを引き起こすと論理療法では考えています。


この非合理的信念・思考を、合理的信念・思考に変え、事実の受け止め方が変われば、悩みは悩みでなくなって、「問題解決アプローチ」が変わります。


「日本の力」「日本人の力」は、まだまだこんなものじゃないと確信しています。

思考は常にノンストップ、フルスピードであれば、どんどん鍛えていけるものだと思うのです。

あらゆることを「最高の結果」とできるように、それぞれの課題を「いい方向・いい結果に向けて、考え抜く」という「問題解決アプローチ」に変えていきましょう!

必ず仕事力は格段の向上を果たすはずです。



2012.6.5.  ビジネススキル研究所  鶴田 慎一  拝

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