ビジネススキル研究所公式ブログ

株式会社ビジネススキル研究所公式ブログ。鶴田 慎一 主宰。営業研修/ビジネス講演/社員教育/社員研修/方針発表会/各種講演に関する最新情報など。営業マインド強化合宿の情報も。公式Facebook

2011年06月

新任・若手の管理職を鍛える

 このところ管理職に元気がないという声が増えてきています。リーマンショック・東日本大震災と日本経済は厳しい局面が続いていますから、なかなか業績向上の軌道に乗れなくて悶々としている方が多いのも否めません。
 
 しかも「しっかり管理しなきゃ!」といって、部下の業績の「過去管理」に走る人も多く、業績順調ならばまだいいのですが、結果を捉えてOJTをしているつもりが、ただの「八つ当たり」になっているケースも目立ちます。
 部下のヤル気をますます失わせるネガティブ・モチベーションでは、やらない方がマシということも、、、。
 当然のことながら「結果系の管理」は必要ですが、どんな状況やプロセスから今の実態になっているのかという「プロセス系管理」がOJTになるということを忘れてはいけません。

 また、問題が「戦略ミス」なのか「戦術不徹底」なのか、「戦闘能力欠如(日常の活動やベーシックなスキル)」なのかという見極めもしなければなりません。
 最悪のケースは実は「戦略ミス」であるのに、「戦術」「戦闘」の問題だと決めつけられて、上司から怒鳴られているような場合です。
 ネガティブ・モチベーションの典型ですが、実は巷でよく起きていることなのです。

 どんな時代でも勝ち抜き続けていく企業にはバイタリティ溢れる優れたリーダーの存在があります。
 ネアカで高い価値観を持ち、目的意識としっかりしたビジョンを持って激動の時代に立ち向かい、部下たちの士気を鼓舞してきた先賢たちと同様なのです。
 しかし、管理職になれた喜びも束の間で、自信のなさ・不安感が露呈して、自信を持って部下に指示・指導ができずに「迷いの淵」に陥っている新任・若手管理者も多いものです。

 特に今後の会社の将来を担う新任・若手のリーダー達の鍛え方次第で、組織活性化の往く末は左右されるのです。
 そして鍛えるべき時に鍛えられたリーダーは必ず成長に弾みがつき、会社の中核をなす人物となっていくでしょう。
 
 下記は近日実施予定のセミナー・プログラムです。是非ご参考にされて、管理職強化のセミナー企画や社内研修をお考えください。
 この夏場に冷房の弱い節電環境の中で、体にも脳みそにも大汗かいて、本気モードでマネジメント力アップをやろうということであれば、日程さえ合えば北から南までどこへでも出張致しますので、ご遠慮なくお問い合わせください。


~ 乱世を勝ち抜くリーダーの必須スキル ~
◎◎◎ 管理職の『戦略・戦術・戦闘力』強化セミナー ◎◎◎
社長! 次の時代を背負って立つ新任・若手管理職に≪闘いの勝ち方≫を授けるために、1日の時間を与えてあげてください!
◆ 新任管理者・若手管理職・プレイングマネージャーが自信を持って、部下指導できる訳はこれだ!

◇ プログラム 【 10:00~17:00 】 
■ 基調講義
◎経済=経世済民の原点に立つことこそがリーダーの「価値観」
◎ダメな管理職は「乱世のマネジメント・スタイル」を知らない
◎強い企業は経営理念から戦略・行動基準へと具体化する
◎長寿企業は「変化対応力」「進化創造力」が優れている
◎部下は「上司の業務命令」より、「上司の価値観」にこだわっている

■ 戦略思考力と戦略構築力
◎リーダーの「戦略思考力」を強くする不可欠のファクター
◎戦略構築の着眼点とケーススタディ
◎戦略ミス!部下に「戦術」「戦闘」で何とかしろという哀れな上司
◎勝負根性を磨け!勝たない限り「存在価値」を失う!
◎歴史が物語る!戦略力こそ「リーダーの器の大きさ」

■ 戦略を戦術展開するためのリーダーシップ
◎「MISSION」にこだわり、「MISSION」を語れ!
◎【PDCA(マネジメント・サイクル)】の何たるか。言葉は知っているが、本質を理解していないから「部下指導」に活かせない
◎「目標達成」の前に「目標設定能力」を磨け
◎MBO(目標管理)を不健全に運用してはならない
◎8割が間違う、プライオリティー(優先順位)の鉄則
◎ファシリテーターとなれる上司とは
◎「形式的マネジメント」と「本質的マネジメント」の圧倒的な差

■ チームの戦闘力を高める
◎センス・マナー・コミュニケーション・ホウレンソウ、、、
基本の基本を叩き込めば、日常活動が豹変する
◎<上司の悩みTOP5>をクリアする
◎業績影響要因<環境・競合・自社の要因>に敏感になれ
◎戦闘力のカギを握る顧客ニーズへの機敏な対応
◎顧客の業績貢献・業務効率向上・生産性向上・財務効果・提供する商品・サービスの費用対効果の明確化
◎顧客の企業・商品・サービスのイメージ向上効果のロジック
◎Q(クオリティー)C(コスト)D(デリバリー)S(サービス)S(ソフト)、、千差万別のニーズへの気づき
◎ターゲット・ニーズへの大満足対応と個人へのソツのない心理対応
◎多くを語るな!「質問力」を磨くことが重要
◎「拡大型」「限定型」「事実」「意志」「解釈」質問手法の使い分け

■ [ まとめ ]  リーダー必携!『将の五徳』『将の五危』

2011.6.27  ビジネススキル研究所  鶴田 慎一  拝

経営戦略・マーケティング戦略・営業研修・営業セミナー・ビジネススキル研修など、お問い合わせ・ご依頼をお待ちしております。

睡眠顧客・休眠顧客の掘り起こし

 一昨日が夏至で、一年で一番昼が長く夜が短い日でしたが、待ってましたとばかりに急激に暑くなってきましたね。
 気象庁によると、埼玉県熊谷市で今日午後2時20分に39.8度を観測し、6月の全国の観測史上最高気温を更新したとのことです。
 エネルギー事情の厳しい時に、またもや例年を上回る猛暑がヒタヒタとやってきて、また今日も熱中症での死者が出ているようですが、水分補給不足や省エネの極端な頑張り過ぎには要注意です。

 二十四節気の「夏至(6/22)」から、暑さが増してくるという「小暑(7/7)」、暑さが最も厳しい時期が「大暑(7/23)」から「立秋(8/7)」の前日までとされています。
 皆さんご存知の通り、通常は梅雨明けから立秋までが「暑中見舞い」を出す時期なのですが、6/15が「暑中見舞いの日」だそうです。
 これは「かもめーるハガキ」が初めて売り出された日ということで、ここで行を割くような大した話ではないのですが、、、。

 ところで、前々から気になること、、、「スキルを上げたい」「営業力を上げたい」「業績を上げたい」と言いながら、「顧客接点の取り方が下手な人」「一枚のお礼状も出さないマメでない人」が目立ちます。
 顧客接点とは広義で言えば、「面談」「電話」「メール」「手紙」「ハガキ」など多くの選択肢がありますが、「なんとなく慣れでやっている」人や「仕方なく最低限のことしかやらない」人が非常に多いのではないでしょうか?!

 それぞれの顧客接点のどれをを選ぶのかは、「重要度」「緊急度」「顧客の都合を考えた上でのタイミング」があります。
 このタイミングを外すと「気が利かないヤツだ」「間の悪いヤツだ」と、せっかく時間とエネルギーを費やした仕事が顧客へのマイナス・アプローチになってしまうのです。

 既存顧客に対して徐々に接点が少なくなり、そのうちに連絡しづらくなり、とうとう「睡眠顧客」にしてしまい、「最近はあまり発注がないので、、、」などという言い訳のホウレンソウになっているケースも枚挙に暇がないと思います。
 上司の方もそんな部下を責めるよりも、「俺もやるから、みんなでやろうよ」と率先垂範して「睡眠顧客」「休眠顧客」へのアプローチをやってみてはいかがですか?

 時期的にはもう間もなく暑中見舞いのシーズンですが、何枚も届く中の一枚に埋没させるより、今なら「梅雨見舞い」を出せばいいのです。
 紫陽花や小粋な傘の絵柄等のハガキを使い、ご無沙汰のお詫びと「近々お近くまでまいる用事もありまして、、、(なくても、これは方便としてOK)」と書き込み、ハガキ到着を見計らってアポイントの電話をかけるのです。

 暑さがやみ、朝夕の涼風を感じる「処暑(8/23)」、秋の気配が濃くなり野草に白露が宿る「白露(9/8)」、昼夜の長さが同じになり夏の陽気が去りいよいよ本格的に秋になる「秋分(9/23)」など、二十四節気というのは素晴らしい日本の情緒であると同時に、古来良好なコミュニケーションづくりの題材として、私たちに季節の節目を提供してくれているのだと思います。

 もしも一年365日毎日1枚のハガキを、お客様のどなたかに出し続けても成果がなかったとしたら、どうぞ私にクレームをおっしゃって下さい。
 喜んで手弁当であなたを救いに飛んでいきたいと思います。
 物事は「やればできる、やらないからできない」ことだらけで、「やってもできない」のは「やり方がおかしい」のです。
 何だか嫌味っぽい締めくくりになりましたが、是非この夏の暑さを吹き飛ばすような「熱き魂」で頑張って頂きたいと思います。

2011.6.24  ビジネススキル研究所  鶴田 慎一  拝

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管理職リーダーシップ研修

 このところ大阪・東京・広島とセミナー続きで、新着情報の書き込みをサボっていました。マメに覗いていただいている方にはお詫びいたしますが、是非とも時折当HPへお越しいただければ幸いです。

 今日はこの夏の一番暑い頃に行う、ある金融機関の業界団体で実施予定の「管理職リーダーシップ研修」のプログラム(1.5日)をご覧いただきたいと思います。
 支店長および支店NO.2対象のプログラムですが、特に最近は各企業とも初級管理職や中堅幹部のリーダーシップを鍛えたいという声が多いですね。
 貴社の管理職強化のご参考になれば幸いです。

 全てご依頼者のご要望を伺いながら、オーダーメイドでプログラミングしておりますので、何か企画をお考えの方はご遠慮なくお問い合わせください。

≪ 1日目(9:00~17:00) ≫
◇ 基調講義
● 乱世の時代こそ「経世済民」の原点に立て!
● 部下は業務命令より、上司の価値観に従う
● 部門経営者は常に「変化対応」と「進化創造」を忘れるな!

◇ 部下指導力とリーダーシップ <Ⅰ.>
● まずはあなたが自分のMissionを完璧に言えること!
  そして部下のMissionを自覚させよ!
● ブレない実行力とプライオリティの鉄則を身につけろ
● 部下指導の基本は「Facilitation」
● リーダーは「ネアカ」・「ポジティブ思考」であれ

◇ 部下指導力とリーダーシップ <Ⅱ.>
● OJTで部下のニーズ対応力を磨け!
● 質問手法を駆使せよ! 【演習】
● MBO<目標管理>とPDCA<マネジメント・サイクル>の本質を教え込み、部下の目標達成力を高める
● 「上司の悩み TOP 5」をクリアするのが「デキる上司」
● 形式的マネジメントと本質的マネジメント

≪ 2日目(9:00~11:30) ≫
◇ 問題解決の基本と解決技法
● まずは戦略発想力と戦略構築力を磨け
● 課題解決7つの視点
● 問題解決の手法と手順

◇将たる者の器を磨け!賢者は歴史に学ぶ

2011.6.20  ビジネススキル研究所  鶴田 慎一  拝

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