令和初の「吉田松陰の物語」:【『師・寅次郎と主君・慶親』~幕末を疾走した男と維新を果たした名君~】鶴田慎一著(日本橋出版 星雲社発売)
10月6日(日)の「中国新聞朝刊」の読書欄に載りました記事と、先日「読売新聞」に掲載いただいた記事です。現代人のモラル減衰を危惧し、日本人の「価値観」「社会正義」「倫理観」「立志の精神」などを取り戻すべく、古語・漢文を排して読み易く著しましたので、是非お読みください。(以下、記事全文です。画像・あらすじやその他の書き込み等は、是非こちらのHPやFBページをご参照ください。)
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【 松陰の生き方に使命感や志学ぶ 】(10/6中国新聞の記事全文)

  『幕末の思想家吉田松陰(寅次郎)と、松陰を支えた長州藩主・毛利敬親(慶親)の生涯を描いた「師・寅次郎と主君・慶親」が刊行された。著者は東京で経営コンサルタントを営む鶴田慎一さん。「松陰の生き方から使命感や志とは何かを学んでほしい」と願う。
  松陰は江戸幕府の開国政策を批判。安政の大獄で29歳の若さで処刑されるが、主宰した松下村塾で伊藤博文や桂小五郎(木戸孝允)ら明治政府の中核となる人材を育てた。鶴田さんはその短い人生を現代語で読みやすく表現。「自分の能力と立場でやれることをやりきった松陰の姿勢は現代のビジネス人にも通じる」と語る。
  藩校の明倫館の教授だった松陰の才を愛し、殿様ながら弟子入りした毛利敬親にも光を当てた。東北行脚を脱藩行為ととがめられた松陰をかばい、逆に10年間の遊学を許した逸話も盛り込んだ。   (日本橋出版。1760円)』

【 松陰と主君・慶親の生涯描く 本刊行 】(9/12読売新聞の記事全文)

 『幕末の志士、吉田松陰と長州藩主の活躍を物語風にまとめた「師・寅次郎と主君・慶親」(税別1600円、日本橋出版)が刊行された。執筆したのは、経営コンサルタントの鶴田慎一さん(61)(東京都)。鶴田さんは「松陰の聡明さと慶親の名君ぶりが改めて伝わるといい」と話している。
 寅次郎は松陰の通称。「~幕末を疾走した男と維新を果たした名君~」の副題で、松陰と、松陰を登用した主君・毛利慶親(改名後は敬親)の生涯を対比させながら、幕末の激動期をわかりやすく描いている。
 鶴田さんは福岡県出身。約30年前から幕末の歴史にひかれ、松陰と慶親の関係に着目。自身が講師を務めるビジネス講座や社員研修の場では、松陰らが重んじた大和魂や武士道精神に触れてきた。
 それでも近年は、企業の不祥事が目立つ。日本の伝統的な価値観や、歴史を動かした松陰のエネルギーなどを改めて知ってもらいたいと執筆した。
 慶親については、部下の言うことを何でも聞いて「そうせい候」と言われることが多いが、著書では、改革派の村田清風の登用や松陰を支えた逸話などを数多く紹介。「長州藩を率いて幕末の激動を乗り切った名君中の名君」と高く評価している。
 鶴田さんは、東京都内にある自身の経営コンサルタントの事務所近くに、松陰最期の地の史跡があり、よく訪れるという。「日本の伝統的な正義感や美学を見直せば、社員教育や経営哲学にも役に立つと思う」と語る。全国の主な書店、インターネットで販売中。』